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アイドル目指して12年、異色のピン芸人・ゆってぃが芸人を続ける理由

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 「ちっちゃなことは気にすんな、それワカチコワカチコ〜♪」のフレーズで人気のお笑いタレント・ゆってぃ。「お笑い界のスーパーアイドル」を自称し、アイドル目指して12年。80年代アイドル風の出で立ちによる“出オチ”後、自虐的なネタで笑いを誘うそのスタイルでようやく陽の目を浴びた彼だが、お笑いを続ける理由は「他にやりたいことがない」というシンプルなものだった。

ゆってぃ (C)ORICON DD inc. 

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 1977年の早生まれで現在、32歳。音楽、ファッション、サッカーをこよなく愛し、昔組んでいたお笑いコンビ・マンブルゴッチの相方に誘われてなんとなく始めた“お笑い”はピンになった今も「まだ」継続している。若手芸人なら誰しもが通るであろう「あの頃」、売れなかった頃の話は割愛するほどある。「食えないわ、バイトを週6でやるしかないわ、ネタをやればスベるわ…最悪な時代でした」。「スベる」は若干、逆切れな感もあるが、どちらにせよ芸人からすれば地獄に違いない。

 今の芸風からは想像がつかないかもしれないが、お笑いのファーストインパクトは「ダウンタウンさん」。たまたまレンタルビデオ屋で手にした『ダウンタウンの流』(1991年)で彼らの漫才に衝撃を受け、偶然にも同時期に同じビデオを観ていた元相方と意気投合してネタをコピー。「クラスで見よう見まねで演じたらうけて、文化祭で披露した」のがキッカケだった。

 オリジナルネタを一切作らないまま、今の所属事務所=プロダクション人力舎のオーディションを受けた。「知らなかったんですよね。お笑いって別の人がやってるネタを勝手にやっていいもんだと思ってたんです。落語も“古典”が受け継がれていくじゃないですか。そこでB21スペシャルさんのネタをやったら、社長が『君たち、面白いね』って…昔、人力舎に所属していた人達のネタを忘れてたんですよ。ウチの社長はちょっとヌケてますからね」と笑う。

 女性コンビのオアシズ、北陽をはじめ、2004年M-1王者のアンタッチャブル、アンジャッシュ、おぎやはぎ、今年キング・オブ・コントの座についた東京03まで売れっ子を多数抱える人力舎の中でも、ピン芸人は一際異彩を放つ。「僕、人力舎初のキャラクター芸人って呼ばれてますから。あとは『人力舎の汚点』とか。だって社長が『ピン芸人はどうやって売ったらいいかわからない』って…」と売れるまでは事務所の後押しを期待できぬまま、自力でここまでたどり着いた。

 ここまできたら芸人として突っ走る。「どうでしょうねぇ。食えなくなったら服屋やるかも。服屋の店員も夢なんで」とあっさり。ひとまず目先の目標は「ラジオもやりたい。アメスタあたりで。あと音楽番組でミュージシャンと絡みたいし。あ、FC東京好きなんでMX-TVの番組『F.C.TOKYO HOTLINE 2009』に出たいです。それに出られたらもういいなぁ…」。なんだかんだで「やりたいこと」はたくさん転がっているようだ。

 そんなゆってぃによるショートネタが現在、携帯サイト『オリコンサウンド』『オリコンスタイル』で配信中。今後も動画やデコメールなど様々なコンテンツを拡充していく。

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提供元:career

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