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韓国俳優チョン・ウソン、俳優ではなく“シネマスター”へのこだわり



 映画『私の頭の中の消しゴム』に主演し、日本でもブレイクした韓国俳優、チョン・ウソン。中国・四川を舞台に運命に翻弄される1組の男女の行方を切なく描いた最新主演作『きみに微笑む雨』(11月14日公開)の日本公開を控え、映画への思いを聞いた。


韓国の映画スター、チョン・ウソン(C)ORICON DD inc. 

韓国の映画スター、チョン・ウソン(C)ORICON DD inc. 

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◆映画俳優を自覚することが私自身を突き動かすエネルギー


(C)ORICON DD inc.
 ドラマがきっかけでブレイクする韓流スターが多い中、チョン・ウソンは韓国の映画スターとして独自のポジションにいると言っていい。


【チョン・ウソン】 「私がこれまで映画にこだわってきたのは、小さい頃から映画俳優になることが夢だったから。映画俳優を自覚することが私自身を突き動かすエネルギーにもなっています。映画を追い求め、準備をし、撮影をしてというのをやっているうちに、ドラマに出演する時間がなかったというか、縁遠くなってしまいました。でも、デビューして間もない頃はドラマにも出演しているんですよ」


 「映画俳優」という“肩書き”に対する純粋な憧れもあるという。


【チョン・ウソン】 「すごくイケメンな人を見た時、『映画俳優みたいだね』と言うことはあっても、『ドラマ俳優みたいだね』とはあまり言わないでしょ(笑)。とてもエキサイティングな光景を目にした時にも『映画みたい!』と言うし、何かを例えて映画的だという話はよくありますよね?」


◆今、純粋なラブストーリーでシナリオを書いてます


映画『きみに微笑む雨』の場面写真(C)2009 PANCINEMA Corp., Zonbo Media All Rights
 最近は、俳優という枠を超えて映像製作にも意欲的で、ミュージックビデオの監督などの実績を持つが、目指すのはもちろん映画監督デビュー。それも、そう遠くない将来、実現しそうな勢いだ。


【チョン・ウソン】 「そのために制作会社を立ち上げました。最新主演作では共同制作として関わっています。今、純粋なラブストーリーでシナリオも書いているところです」


 今年は春にプライベートで来日したほか、映画『グッド・バッド・ウィアード』の日本公開やWOWOWとのコラボレーションイベント等で、例年になく東京を訪れることが多い。


【チョン・ウソン】 「こんなにいい街だったなんて! と、発見することがたくさんあります。どうして今まで、ただ通り過ぎてしまっていたのだろう。もっといろんなところを観たり、感じたりできればよかったのにと、一瞬、悔やみましたが、チョン・ウソンという人間がある程度、年を取ったことによって、観えてきたこともあるんじゃないかと。以前よりは視野も広がって、考え方もフレキシブルになってきていると思うんですよ」


 最新主演映画『きみに微笑む雨』は11月14日(土)より全国公開。これに先立ち今月10日(土)には、WOWOWで同作の撮影現場に密着したドキュメンタリー『Backstage Pass 密着!チョン・ウソン 100日間の軌跡』を放送(午後1時〜、17日午後5時30分〜再放送あり)。また、17日(土)には同作を、特別に劇場公開前に先行放送する(午後8時〜)。


チョン・ウソン

1973年3月20日、韓国・ソウル生まれ。モデルとして芸能活動を始め、1994年に『千年愛 クミホ』の公開オーディションに合格して俳優デビュー。テレビドラマに数作品に出演した後は、映画だけに専念するようになる。主な出演作品に『ボーン・トゥ・キル』(96年)、香港映画『上海グランド』(96年)、『ビート』(97年/日本未公開)、『太陽はない』(98/日本未公開)など。1998年頃から日本でも人気が高まり、『武士-MUSA-』(01年)を経て、『私の頭の中の消しゴム』(04年)で大ブレイク。韓国映画界最大級のヒットとなった韓国製ウエスタン『グッド・バッド・ウィアード』(08年/日本では09年公開)では正義のガンマン役で華麗なガン・アクションを披露した。
『きみに微笑む雨』

(C)2009 PANCINEMA Corp., Zonbo Media All Rights

【ストーリー】
 出張で四川省・成都を訪れた建設会社のパク・ドンハ(チョン・ウソン)はふと訪れた杜甫草堂で、観光ガイドとして働いているアメリカ留学時代の友人メイ(カオ・ユアンユアン)と奇跡の再会をはたす。お互い秘めた思いを持ちつつも、帰国後は連絡が途絶えていた2人だが、すぐに当時の淡い感情を取り戻し、互いに惹かれていく。

 ドンハはメイとの初めてのデートのために帰国を1日延ばし、まるで初恋のように2人はのめりこんでいく。しかし、メイの表情にはなぜか近づけない影が。この恋は、まるで降る時をわかっている雨のように、タイミングよく訪れたのか?それとも、とらえることのできない雨のように、またすれ違っていくのか?年月を超えて再会した2人の愛の行方は…。

監督:ホ・ジノ(韓国)
出演:チョン・ウソン(韓国)、カオ・ユアンユアン(中国)

11月14日(土)より新宿シネマスクエアとうきゅう他、順次全国公開
配給:ショウゲート

公式サイト



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