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松たか子&浅野忠信主演『ヴィヨンの妻』モントリオール映画祭へ正式出品

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 女優・松たか子と俳優・浅野忠信が夫婦役を演じる映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』(根岸吉太郎監督)が、カナダ・モントリオールで8月27日から9月7日まで開催される第33回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品されることが11日、わかった。昨年グランプリを受賞した『おくりびと』と同じ部門への出品に、松は「(同作が)海を渡ることに、とても大きな喜びを感じております」とコメントを寄せた。

『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』に主演の浅野忠信と松たか子(C)2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送 

『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』に主演の浅野忠信と松たか子(C)2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送 

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 同作は生誕100年を迎えた文豪・太宰治(1909〜1948)の代表作『ヴィヨンの妻』を映画化。太宰は『人間失格』などで与える自虐的で暗いイメージがある一方、実はユーモア溢れる表現で男女の様々な“愛”の形を描いた小説家でもある。『ヴィヨンの妻』は「男には、不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです。」と弱々しいことを口にし苦悩する夫・大谷(浅野)と、そんな夫をやわらかに受け止め、しなやかにたくましく生きていく妻・佐知(松)の愛の物語。

 共演は、大谷の愛人・秋子役に広末涼子、佐知に想いを寄せる青年・岡田役に妻夫木聡、再会した佐知に惹かれてしまう弁護士・辻役に堤真一ら。

 今年4月初旬、モントリオール世界映画祭の創設者兼ディレクターのセルジュ・ロジーク氏が来日し、同作を鑑賞後、松について「彼女はスクリーン上で『別の生き物』に豹変した。圧倒的な演技力と存在感だ」と絶賛。さらに「一見、日本特有の男女関係を描いたように見えるが、実際は普遍的なもの。どの国の人が見ても理解できる内容。監督が美しい作品に仕上げた」とその場で招待決定を伝えていたという。

 同映画祭での公式上映は、現地時間の9月6日(日)。浅野は「海外の方にも受け入れられたことがとても嬉しいです!」と根岸監督とともに現地へ赴く予定だ。

 映画『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』は10月10日(土)より全国公開。


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