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佐々木希が女子高生役で映画初主演! 人気携帯小説『天使の恋』映画化

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 モデルで女優の佐々木希が、人気携帯小説を映画化した『天使の恋』(寒竹ゆり監督)で映画初主演することが14日までにわかった。佐々木は過去のトラウマから人を信用できず、お金だけに価値を感じる女子高生・理央を演じる。

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 映画は17歳になった理央が、運命に導かれるように35歳の大学講師・光輝と出会い、恋に落ちるラブストーリー。人を愛する意味を初めて知り、空虚な毎日から脱皮しようと成長していく模様を描く。

 原作の携帯小説は、ケータイ小説投稿サイト『おりおん☆』で2007年12月から掲載され、これまで1300万アクセスを記録。書籍・映画・ドラマで大ヒットした『恋空』や『赤い糸』を超えるアクセス数を誇る。原作のsin氏は「夢のようなお話を頂きました。映画ならではの“天使の恋”をよろしくお願いします」と実写映画化について喜びを語った。

 佐々木は昨年11月公開の映画『ハンサム★スーツ』でモデル役として女優デビュー。今年1月には連続ドラマ『神の雫』(日本テレビ系)に出演しているが、このときもモデル役。演技経験の少ない佐々木が映画初主演を務めるのは異例の大抜擢となる。同作の梅村安プロデューサーは「人を引きつけるものを持っていて、大きくキレイな目に意思の強さを感じ、主人公そのものだと思いました。天性の素質を生かし、スケールの大きな女優になって欲しいと思います」と起用理由を明かした。

 また「演技についてはわからないことだらけで、とにかく不安です」と率直な心境を吐露した佐々木は、「衣裳がとても素敵なんです。洋服に興味のある方はもちろん、あんまり興味がない方も劇中の衣裳で楽しんで頂けると思います」とモデルならではの視点で作品をアピール。「原作を読んだ時、先生に出会ったことによって、自分の辛い過去と向き合い、前向きに生きる理央の姿勢に共感しました。とにかく今は理央の事ばかり考えています。どこまで出来るかわかりませんが、監督のおっしゃる事をちゃんと聞いて精一杯頑張ります!」と意気込んだ。

 監督・脚本はこれまで『佐藤健 My color』をはじめプロモーションビデオを主に手掛け、同作が監督デビューとなる寒竹ゆり。梅村プロデューサーは「若い感性を生かし、今までにない斬新な映像美を見せて欲しい」と、その可能性に期待を寄せている。

 “初主演”の佐々木と“初監督”の寒竹という初々しいコンビで贈る同作は、今冬に全国公開予定。

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  • 佐々木希 
  • 【コミック】天使の恋 1〜2(以下続刊予定)sin/著 阿部摘花/画 ゴマブックス刊 定価各420円(税込) 
  • 【書籍】天使の恋 上・下 sin/著 ゴマブックス刊 定価各1050円(税込) 

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