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妻夫木聡、韓国で2日間10ヶ所の舞台挨拶…ファンが乱入する波乱の幕開け

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 俳優の妻夫木聡が23日、主演する日韓合作映画『ノーボーイズ ノークライ』のPRで訪韓。2日間で、ソウル市内での記者会見と、劇場10ヶ所での舞台あいさつという韓国キャンペーンをスタートさせた。妻夫木は、空港や上映会場で突進してくる熱狂的な女性ファンや会見での報道関係者の歓迎ぶりに驚きながら「舞台あいさつは役者として一番やりたいこと。(観客に)少しでも幸せな時間を与えられたらうれしい」と笑顔で語った。

妻夫木聡 (C)ORICON DD inc. 

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 妻夫木の訪韓は、昨年8月の今作のアフレコ収録以来、約1年ぶり。ファンの前に立つ公式訪問としては『春の雪』(行定勲監督)での2005年第10回釜山国際映画祭以来、4年ぶり。久々の訪韓に、空港ではファン約250人とマスコミ100人が出迎え、記者会見には、150人ほどの報道関係者がつめかけ、妻夫木の笑顔に多くのフラッシュがたかれた(人数は公式発表)。

 劇中で、韓国語と日本語で主人公を演じる妻夫木は、会見でも1ヶ月間猛特訓したという韓国語であいさつ。「釜山国際映画祭に来たときから、韓国のパワーに圧倒されて、いつか一緒に仕事をしたいと思っていたのが今回、叶いました」と今作への思いを熱く語り、「関係者一人ひとりの作品を良くしようという思いが強くて、一歩一歩進んでいくことができたのがすばらしかった。6週間の撮影期間中、刺激的で新鮮な、濃い毎日でした。クランク・アップしたときは思わず泣きました」と撮影エピソードを明かした。

 2日間で10回の舞台あいさつは初という妻夫木だが、今回の韓国キャンペーンでの強行スケジュールに関しては「今でこそめずらしいけど、『ウォーターボーイズ』では1日5回くらいやっていたから、初めのころに戻った気分」。初回から、ファンがプレゼントを渡しに乱入してくる波乱の幕開けとなったが、妻夫木は「笑顔で温かく迎えてくれる空気がうれしいです。(ファンが)突進してくるのは……日本と違った空気で刺激になります」と笑った。この2日間で、10ヶ所の劇場で計約2000人のファンの前に立つ。

 一方、共演の韓国人俳優ハ・ジョンウは、妻夫木との関係を「オフでも飲みやカラオケに行ったりする仲。そういう時間を通じて、言葉と言葉のさまざまなコミュニケーションの化学反応の確認作業ができたので、自然な演技ができた」。さらに、日本での撮影時における妻夫木の細やかな気配りに感謝の言葉を述べた。

 『ノーボーイズ ノークライ』は韓国では5月28日から公開される。日本では2009年夏公開予定。

関連写真

  • 妻夫木聡 (C)ORICON DD inc. 
  • 妻夫木聡と、韓国で人気急上昇中の実力派俳優ハ・ジョンウ(左) 
  • 韓国での熱狂的な歓迎に笑顔をみせる妻夫木聡 

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