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SMAP香取『座頭市』 妻役抜擢の石原さとみは「プレッシャー」

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 時代活劇の傑作シリーズの最後を飾る、SMAP香取慎吾主演映画『座頭市 THE LAST』(阪本順治監督)の配役が発表された。過去のシリーズにはない登場人物が多数描かれる今作で、最も注目される市の妻・タネ役には女優の石原さとみが抜擢。目下、山形県庄内地方にあるオープンセットで撮影が進んでおり、石原は「偉大なリメイク作品に対してのプレッシャーはありました」とコメントを寄せている。

 最後の『座頭市』では、故・勝新太郎さんやビートたけしらが演じた“流浪の侠客”としての市だけでなく、故郷にいる友人や愛した妻の存在が初めてクローズアップされ、人間味あふれる市が描かれる。

 石原は「現場ではタネとしてただひたすら市を想うことに集中しています。数少ないシーンの中で2人の関係を見せていかなければいけないので、現場を離れている時も意識して市のことを考えている」と役作りに余念がない。

 また、人を斬ることを止め、農民として静かに暮らそうと仕込み杖を置いた市が身を寄せる旧友・柳司(りゅうじ)役には俳優の反町隆史。「演技の中で市への想い、家族への想いを表現できれば嬉しい」と意気込みを語った。

 市を温かい目で見守る柳司の母・ミツ役に倍賞千恵子。柳司の息子・五郎役にはNHK大河ドラマ『天地人』で直江兼続の幼少期を演じた子役・加藤清史郎。さらに、旅の博徒・政吉(まさきち)役で歌舞伎界から中村勘三郎の出演が決定。このほか、工藤夕貴高岡蒼甫豊原功補、ARATA、寺島進ZEEBRA、宇梶剛士、柴俊夫岩城滉一原田芳雄といったそうそうたる顔ぶれが揃う。

 阪本監督は「ベテランから若手まで素晴らしい俳優たちに囲まれ、監督冥利に尽きる」と理想的なキャスティングが組めたことを喜び、「豪華キャストに囲まれ、本当に気が抜けません!」と気を引き締めた。

 映画『座頭市 THE LAST』は2010年全国東宝系にて公開。

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