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シリーズ作初主演の松田龍平「前作は見直さず新たな気持ちで」

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 世界30ヶ国以上で公開され高い評価を受けた『悪夢探偵』(2006年)の続編となる『悪夢探偵2』(12月20日公開)の完成報告会見が3日(水)都内で行われ、主演の松田龍平、三浦由衣、市川実和子塚本晋也監督が出席。シリーズ作品への初主演となった松田は「前作を見直すことはなく、新たに台本をもらってという気持ちで演じました」と自然体で臨んだことを語った。

『悪夢探偵2』で2度目のタッグを組む松田龍平と塚本晋也監督 

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 『悪夢探偵2』は、人の夢のなかに入ることができる主人公が、亡き母と、悪夢に悩まされる母によく似た少女を救うために奮闘する物語。“怖い”という感情は何なのかを観る者に問いかけ、掘り下げていく。

 自身も大変な怖がりという塚本監督は「日常に潜む恐怖を探る気持ちでこの映画を作り始めました。恐怖って何だろう、そのなかにはきっと大事なものがあると思って」と製作の動機をコメント。また本作では、主人公とその母の過去の関係に焦点があてられるが、「自然に自分の気持ちが、主人公の母への気持ちに反映されました。自分にとっての大事なものを出しながら製作しました」(塚本)と作品への思いを語った。

 一方、主人公と自身の共通点を聞かれた松田は「あまり自分に置き換えてみません」としながら、「前作に比べて本作では主人公の内面が描かれ、母と主人公の関係の話になっています。男って母親にあまえたいんだなっていうのが伝わってきました」と役柄から感じたことをコメントした。

 そして、ヒロインを演じる三浦は本作について「人の心を傷つけるのも癒すのも人間と気付かされる作品になっています」とアピールした。

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  • 『悪夢探偵2』で2度目のタッグを組む松田龍平と塚本晋也監督 
  • 記者会見での三浦由衣、市川実和子の写真 

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