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今、音楽シーンは“アラフォー”に熱い視線!?

■“特長、何でも頑張りすぎること”―――そんな“アラフォー”へエール

 大人になるって、悪くない――そんなキャッチコピーがつけられた1枚のコンピレーションアルバム『Around40〜アラフォー〜』が今、売れている。文字どおり35〜45歳の40歳前後の“アラフォー世代”と呼ばれる層に向けて80年代、90年代の名曲を中心に構成されており、現在約100万枚のヒットになっている『R35 SWEET J-Ballads』同様、女性をターゲットにしたアイテムだ。

アルバム『Around40〜アラフォー〜』 

アルバム『Around40〜アラフォー〜』 

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 “アラフォー”は天海祐希主演の人気ドラマ『Around40〜注文の多いオンナたち〜』(TBS系)で注目された言葉で、80年代に青春を謳歌し、バブルも経験、現在もバリバリ働いている人、結婚、出産、離婚など人生の様々なシーンを経験し、実は今人生で最大のターニングポイントを迎えている人達のことを差す。そんな世代に向け、青春、恋愛のBGMとして、今も色褪せることなく胸に残るメロディ達が散りばめられている。

 その選曲がツボをついている。「あれ、この選曲どこかで見た気が………そうだ、学生時代に作っていた「MY FAVORITE SONGS」とか「MY BEST」というタイトルをつけて繰り返し聴いていたカセットテープに入っている曲だ」なんて人も多いのでは? あの時代はカセットテープだった。曲順をキチンと考え、夜更かしして「MY BEST」をたくさん作った。それがCDになったのがこの作品だ。80年代コンピや、ドラマ主題歌コンピ、様々なコンピが発売され、どれも同じ曲が収録されていてもうひとつ突っ込んだコンセプトがないとユーザーもなかなか手にしない。

 『R35』は“もう一度、妻を口説こう”というキャッチコピーと共に、男性アーティストのラブソングを中心に構成し成功した。『アラフォー』は、とにかく何にでも頑張りすぎてしまう“アラフォー世代”の人に、たまにはホッとひと息ついて……そんなメッセージが込められている。プリンセス プリンセス「M」、松田聖子「赤いスイートピー」、レベッカ「フレンズ」、佐野元春「SOMEDAY」、久保田利伸「Missing」、杏里「オリビアを聴きながら」、今井美樹「PIECE OF MY WISH」などなど……。選曲にあたっては、レコード会社がインターネット上で「あなたが思うアラフォーソング(邦楽)リクエスト」を募集し、集まった約4千曲の中から“あの頃”に聴いていた曲をセレクトした。

 改めて聴いてみると、80年代の音楽にはキラキラしたメロディが溢れていたんだなと思う。そのメロディを聴いた瞬間にあの頃にも戻れるし、同時に新鮮な気持ちにもさせてくれる、それがいいメロディなんだと思う。

 この作品と同じく10月1日には、竹内まりやのコンプリート・ベストアルバム『エクスプレッション』も発売され、こちらも売れに売れている。竹内こそまさに“アラフォー世代”には欠かせない、ココロの拠りどころのアーティストだ。

 8月の横浜・日産スタジアム4DAYSライブで、多くの“アラフォー世代”を号泣させたサザンオールスターズ。想い出とメロディとがリンクして、懐かしい想い出と共に涙することはいいことだが、でもそういうメロディとコトバ達は、涙の後に必ず新鮮な空気をココロに送り込んでくれるし、なんだか勇気を与えてくれたり、ポンと背中を押してくれるもの。

 頑張る“アラフォー”に拍手! この作品にはそんなメッセージカードが添えられている気がする。


 竹内まりや杏里今井美樹

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