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劇場版新作CGアニメ『スター・ウォーズ』、過去の実写シリーズ作との優劣

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 ルーカスフィルムが初めてアニメーション作品を手がける、あの大人気シリーズの劇場版最新作『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(8月23日公開)の完成披露試写会が22日(火)に都内の劇場で行われ、デイブ・フィローニ監督とルーカスフィルムのジョーン・シンが登壇。フィローニ監督はシリーズ初のCGアニメの製作にあたり、ジョージ・ルーカスから「誰も観たことがないグレートな映画でなおかつ“スター・ウォーズ”にしてくれ」とシンプルな指示を受けていたことを明かし、過去のシリーズ実写作との違いについても語った。

ティーチインで質問に答えるデイブ・フィローニ監督 

ティーチインで質問に答えるデイブ・フィローニ監督 

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 映画『スター・ウォーズ』の日本公開30周年を記念するイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション・ジャパン」が19日(土)から21日(月)まで千葉・幕張メッセで開催され、大盛況をみせいてたなか、同イベントに出席していたフィローニ監督が、新作の関係者向けの完成披露試写会に登壇した。

 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は、エピソードIIとエピソードIIIの間でこれまで深く描かれることのなかった“クローン大戦”が舞台となり、アナキン・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、パドメ・アミダラといったおなじみのキャラクターに加え、今作より登場する新キャラとして、意志が強く若さに任せて突っ走りがちな女性・アソーカが登場する。ストーリーの中心は、ジェダイとなったアナキンがアソーカをパダワンとしてもつことになり、分離主義勢力との厳しい戦闘を通して変化していく師弟関係とそれぞれの成長が描かれる。

 本作は、シリーズ初の劇場版CGアニメ作品となったが、それによる見どころは実写版にも増してダイナミックで圧倒的な迫力をもつ戦闘シーンだろう。これまでにも氷の惑星での氷上の戦いや、緑の惑星での森の中での戦いなど、作品ごとに特徴的な戦闘シーンが描かれていたが、今作ではそれが崖を登りながら頂上の敵を攻め落とす戦闘となる。実写映画でもCGを使用することであらゆるシーンを描き出すことが可能だが、このシークエンスでは大胆なアングル、場面構成、ドラマティックな照明などの描写で、CGアニメならではの独特の臨場感あふれる戦闘シーンを描いている。

 一方、登場人物の表情や人物同士の感情のやりとりなど、人の演技の部分では実写が勝る部分も確かにある。前作までに登場していた俳優がスクリーンに現れるのと、姿形の似たCGアニメの人物が登場するのでは、観客のストーリーへの感情移入のほどにも差があるかもしれない。

 しかしそれらを総じても、前述の崖の戦闘や『スター・ウォーズ』シリーズ特有の宇宙でのダイナミックなアクションシーン、生身の人間が剣を手に、銃を持つ敵やマシンをなぎ倒していく様、ライトセイバーをもつ者同士のその戦いは、CGアニメによってよりパワーアップしており、これまでのシリーズから進化した新たな『スター・ウォーズ』として楽しめる。

 この日の完成披露には大勢の関係者がつめかけ、上映後のティーチインでは活発な質疑応答が行われたが、フィローニ監督は、このアニメ作品はこれまでの実写とはあえて違うものにしようとオープニングの音楽を変えていることなどを語った。

 そしてこの新たな『スター・ウォーズ』がシリーズ化していくかについては、「正直まだわからない。ただ、大変な仕事だったけど、スタッフとともに楽しんで作った」(フィローニ監督)と含みをもたせた。

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関連写真

  • ティーチインで質問に答えるデイブ・フィローニ監督 
  • デイブ・フィローニ監督とルーカスフィルムのジョーン・シン(右) 
  • 『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(C) Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. 
  • アナキン・スカイウォーカーとパダワンのアソーカ (C) Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved. 
  • デイブ・フィローニ監督とルーカスフィルムのジョーン・シン(右) 

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