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　バンドにかける若者たちを描く映画『青空ポンチ』の完成披露試写会が4日（金）、都内で行われ、主演の石田真人、小池里奈らが舞台挨拶を行った。石田は「コンビニの前で夜な夜な演技の練習をしていて、近所の人に変な目で見られました」と告白し、会場の笑いを誘った。

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　様々な事情を抱えた4人の男女がバンドを結成し、自分たちの居場所を見つけようとする青春ストーリー。モデル出身の石田は「監督とマンツーマンで演技指導をしてもらって、すごく楽しかった」、小池は「ドラムを練習するって聞いてすごいパニックになったけど、実際は楽しくて、今でも（ドラムを）続けています」と撮影を振り返った。

　テーマソングにはロックバンド・ジッタリンジンの新曲「恋のルアー」が使われるほか、夏の名曲「夏祭り」も挿入歌として作品を盛り上げる。プロデューサーのアサオヨシノリ氏は「スタジオに呼んでいただいて（演奏を）生で聴かせてもらった」、柴田剛監督も「『イカ天（『三宅裕司のいかすバンド天国』）』で何週間か勝ち抜いているジッタリンジンを観ていたから、すごく嬉しかった」と感激した様子で語っていた。

　この日はほかに共演の戸田比呂子、内堀義之も登場した。映画は今月19日（土）より作品の舞台である香川・ホールソレイユ、来月2日（土）より大阪・シネマート心斎橋、9月13日（土）より東京・ユーロスペースで公開。