■その他の写真はこちら

　俳優の伊東四朗が3年ぶりに座長復帰する喜劇『伊東四朗一座』の舞台稽古が28日（水）、東京・下北沢の本田劇場でマスコミに公開され、出演者らが取材に応じた。紅一点の女優・戸田恵子について春風亭昇太が「戸田さんとは年が近いので、どうやって口説こうか考えています」と目を光らせると、ラサール石井は「口説くのならもっと滑舌を良くしてください」と指摘して笑いが起こるなど、終始和やかな会見となった。

【写真】その他の写真を見る

　04年に伊東と三宅裕司らが中心となって旗揚げされた同一座。初出演の戸田は「念願が叶った。尊敬する伊東四朗さんのお側にいられて幸せです」。さらに「この一座の中では（私は）年が下のほうにいるので、大切にしていただいています」と嬉しそうに微笑んだ。総理大臣役の昇太は「威厳を保つのに精一杯。勝手に皆さんが突っ込んでくれるので、僕は息をしているだけ」と、和やかな現場の様子を明かした。

　この日は5人のほか、渡辺正行、小倉久寛も出席。政界を中心に繰り広げられるドタバタコメディー『伊東四朗一座〜帰ってきた座長奮闘公演〜　喜劇　俺たちに品格はない』は、今月30日（金）より同劇場で上演。