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中村優一が自虐ネタ?「ボクの歌は気が抜けない…」

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 『仮面ライダー電王』出演などでブレイク中の中村優一が主演、数々の映画賞で評価を受けている深川栄洋が監督を務める『同級生』と『体育館ベイビー』の2作品同時の先行ロードショーが2日(金)、都内の劇場で行われ、監督とキャストが舞台挨拶で登壇。両作で主演を務め、主題歌を歌う中村は「(主題歌が流れる)エンドロールが終わるまで気が抜けないですよ」と自身の歌声を自虐的に語り、会場を盛り上げた。

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 若いキャスト陣と新鋭監督による、わきあいあいといった空気感を漂わせたこの日の舞台挨拶は、中村の自虐ネタが会場の雰囲気をつかんだ。撮影の終盤に主題歌を歌うことを聞かされたという中村は「ボクが歌うなんて“ない”ですよ。映画が終わったところでお客さんがほっとできないじゃないですか。エンドロールでボクの歌が始まってしまうんで…」。これに対して深川監督も「(中村の歌は)ボクもドキドキしてました」とのっかり、会場の笑いを誘った。

 また、『同級生』で病人の役を演じる桐谷美玲は、リアルなメイクのため、撮影現場にいた本物の医者から病人に間違われたエピソードを明かし会場を和ませ、好みの男性については「自分が積極的でないので、そういうふうに迫ってくれるとうれしい」と語気を強めてアピールした。

 今回、わずか1ヶ月で2作品の撮影を終えたキャストとスタッフは、まったく休みなしという過酷なスケジュールをこなしている。舞台挨拶でもみせたチームワークのよさでそれを乗り超えた彼らには、それゆえの成長があったようだ。深川監督は「若いキャストが多いなか、撮影を通して少しずつ成長していく姿が見られ、最後はみんな俳優の顔をしていました。それに触れられて、いい時間を過ごさせてもらいました」と感慨深げに語り、出演者への高い評価を示すとともに、今後の彼らの活躍を確信するメッセージを残した。

 同じ監督、主演俳優によるこの2作は、異なる物語を描きながらリンクするシーンを持つ。『同級生』で隠されていた登場人物の思いが『体育館ベイビー』で明らかになり、『体育館ベイビー』の登場人物が『同級生』の主人公とつながる。2作品を見てその奥の深さがわかる仕掛けが織り込まれている。

 『同級生』『体育館ベイビー』は5月10日(土)より全国順次ロードショー。

関連写真

  • 中村優一 
  • 桐谷美玲 
  • 『体育館ベイビー』の舞台挨拶に登場した深川栄洋監督、高橋優太、中村優一、久保翔(左から) 
  • 『同級生』の舞台挨拶に登場した桐谷美玲、中村優一、桜庭ななみ(左から) 

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