5月11日にリリースしたアルバム『A Peacetime MCU』が好調なラッパー・MCUが、フィーチャリングシリーズの集大成とも言える初のソロコンサートを6月23日、渋谷公会堂で行った。 今までのリリース作品の中から、その豪華フィーチャリング陣を見れば分かる通り、この日もMCUに賛同して出演したアーティストは超豪華! 他では絶対に見られない豪華競演が次から次へと繰り広げられた…。 ライヴはMCUのこの日にかける意気込み、いや、ソロアーティスト・MCUとして覚悟を決めた、そう感じさせるような映像とソロパフォーマンスで幕を開けた。その余韻もつかの間、ステージに現われたのはジェット機だ。会場はいきなりの最高潮になる。当日、無料で配られたというMCUがプリントされたアイドル顔負けのピンクのうちわを片手に会場が一つになる。その盛り上がりにつられるように、ジェット機のVo・宮田和弥はステージを飛び降り、客席を縦横無尽に走り出した。最後には客席中央の客席の上に立ってのパフォーマンス。MCUと共に盛り上がった。 続いて登場したのは、人気急上昇中のRATHER UNIQUE(&川上次郎)。ダンスで魅了する彼らの輪に、最後はMCUも! 客席の笑いも誘った。“笑い”といえば、この日アーティストと共に会場を盛り上げたのはお笑い倹lの猫ひろしと安田大サーカスだ。途中、MCの時に登場し、こちらも笑いで大いに盛り上げてくれた。にしても、MCUの交友の広さには改めて驚かされる。 7曲目には「いいわけ」でフィーチャリングしたケツメイシのRyojiが登場。盛り上がったことは言うまでもない。現在活動を休止しているが、KICK THE CAN CREWのMCUとケツメイシのRyojiがこうして同じステージに立ち、同じ曲を歌うことに、そこにいた多くの人たちが感慨深いものを感じたに違いない。9曲目にはZIGGYの森重樹一が登場。その唯一無二の独特な存在感とヴォイスは、他のどの競演陣とも違っていた。 その後も、若さ溢れる175R、高野寛、そして御馴染み浜崎貴司らが登場。アンコールでは、先日発表された浜崎貴司との新ユニット“マツリルカ”で再び登場したMCU。“お祭りでもやるか!?”という発想からこの名がついたというマツリルカ。この日のライヴと相まって、その印象を強く放っていった。また、アンコールには、MCUが敬愛するTHE BOOMの宮沢和史も登場。「ありがとう」に込められたMCUの想い、またそれに賛同した宮沢和史をはじめとするこの日集まった多くのアーティストの想い、その想いが会場にいた全ての人たちに伝わった。最後はこの日出演した総勢50名近いアーティスト達が一挙ステージに登場。「幸せであるように」の大合唱で幕を閉じた。 安田大サーカスから森重樹一まで、そのバラエティに富んだ出演陣の豪華さにまず驚きを感じたが、ステージを通してMCUの心意気、生き様を感じた最後には、その理由がよく分かった。 まさに、“MCU祭り”となった一夜だった。■マツリルカ オフィシャルサイト:http://www.bmgjapan.com/_artist/info.php?id=1690
2005/06/27