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　俳優の三宅裕司、藤澤恵麻らが2日（土）、都内で映画『結婚しようよ』の初日舞台挨拶を行った。全編にわたって吉田拓郎のヒットナンバーで彩られる同作。03年に肺がんを患い、現在も歌手活動を休止している吉田に三宅は「拓郎さんもこの映画を観ればきっと元気になると思います!!」とエールを送った。

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　今作は、三宅演じるフォーク歌手を夢見ていたサラリーマンとその家族の心温まるヒューマンドラマで、「結婚しようよ」「落陽」など吉田の楽曲を劇中に使用。舞台挨拶では、三宅の娘役を演じた藤澤がウエディングドレスで三宅と共に劇場内に設置されたバージンロードを歩く演出が行われ、場内からは割れんばかりの拍手が送られた。「父親というより恋人みたいでしょ。実際僕にも20歳の娘がいるのでいい予行練習になったかな」と感慨深げに語ると、藤澤も「三宅さんは凄く温かい方。本当の父親のようでした」と瞳を輝かせた。

　イベント中に吉田本人からの「公開直前までドキドキして眠れませんでした。子供たち（楽曲）の晴れ姿、どうか皆さんよろしくお願いします」という手紙を読み上げた三宅は「拓郎さんの22曲が劇中、絶妙のタイミングで流れていて、22スイング中22ホーマー。そのうち1本が場外でした」と語り、さらに「今、拓郎さんは体調を崩しているみたいですけど、この作品を観ればきっと元気になります」。活動再開が待たれる吉田に温かい激励が送られ、会場に詰め掛けたファンからも割れんばかりの拍手で後押ししていた。

　その他、会見には俳優の松方弘樹、真野響子、岩城滉一、歌手のAYAKO（中ノ森BAND）、コザック前田（ガガガSP）、タレントのモト冬樹らが出席した。

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