泉ピン子が14日放送のTBS系新春ドラマ特別企画『女子刑務所東三号棟7』（後9・00）に主演している。1995年にスタートした女子刑務所シリーズの10作目で、泉は作品ごとに違う服役囚を演じてきた。今回は、認知症の義父を殺した罪を背負い、唯一の心の支えである娘との生活を夢見ながら服役する静江役に扮（ふん）する。

　「今までのどのシリーズでも雑居房の中は皆、仲が良かったのですが、今回は全員がバラバラで仲が悪いという初めての設定。しかも、静江がすごく嫌なやつで、誰とも交わろうとしません。その人間模様が面白いと思います」と泉。10作目を迎え「このドラマは、撮り終わるたびにまたやりたいと思うんです。芝居をじっくりやれる緊張感や自分との闘いが、お芝居をやっていて良かったなって感じるんですよね」と語っていた。