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三田佳子、謝罪会見詳細「親として救ってあげられなかった・・・」

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 覚せい剤所持で15日(木)に逮捕された歌手の高橋祐也容疑者の母で女優の三田佳子が16日(金)、都内で謝罪会見を行い「夫婦共々、(教育が)足りていなかった。親として救ってあげられなかった。親としてダメだと思う」と心境を語った。また「2度目の入院を考えていた」と過去に2ヶ月間、精神科病棟に入院、一旦回復したものの再び重いうつ状態が出たことで、今月19日より再入院させる予定だったことを明かした。

 テレビカメラ18台、50人以上のマスコミが詰めかけた会場で、大粒の涙を見せた三田は、時折言葉を詰まらせながら「言葉もありません。気をつけてはいたが(息子の)様子がおかしかったことから心配になり、警察に相談するか病院に相談するか悩んだ末、2ヶ月間精神科の病院へ入院させた。私も、女優の仕事をしていいのだろうかと悩んだ。ここ1週間ほどで、うつ状態がひどくなり(入院にむけての)段取りを済ませた矢先だった」とここまでの経緯を説明。「すべては、夫婦の養育、教育の失敗の起因するもの。昨夜も一晩泣いていた。息子には、きちんと罪の償いをしてもらいたい」と謝罪した。高橋容疑者も、接見した弁護士を通して「申し訳なかった」と反省しているという。

 同じ罪での3度目の逮捕に「裏切られた」という想いが強い報道陣から次々に厳しい質問が浴びせられた。すると「(息子のことは)夫や病院に任せていた。(薬物依存は)うつなどに関連していたかもしれない。親として関われることには限界があった」と釈明。その一方で「万一、人を傷つけるようなことになったらと考えると・・・彼を完全に切り捨てるのには状況が悪すぎた」。

 27歳になる立派な成人男性を独り立ちさせることができなかった“親”として、あまりにも大きな代償を背負った大女優。12月1日からは名古屋・御園座で舞台『エドの舞踏会』に出演するが「今これを捨てたらもっと無責任。精一杯、務めさせて頂きます」と、降板否定をしたものの、関係者は「明日、演出家と相談して決める」と続投については慎重な姿勢を崩さなかった。

 また会見では、唐組(劇作家の唐十郎氏の劇団)を卒業した後、彼がほとんど1人暮らしを続けていたことを明かすなど、家族としてのサポートが十分に行き届いてなかったことも、完全に更生できなかった大きな要因となった。最後に「重い実刑が予想されるが?」と聞かれた三田は「彼も人生として(受け止め)前向きに行かないと。死ぬわけにはいかない。私も、仕事を捨ててはいけないという思いは、前よりも強いです」と締め括っていた。

謝罪会見での三田佳子 

謝罪会見での三田佳子 

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