■その他の写真はこちら

　“椎名桔平”と“橋爪功”のダブル主演舞台『レインマン』の公開舞台稽古が10月2日（火）、マスコミに公開され、椎名は「チャーリーを演じるのも今回が最後かもしれない」と発言。意気込みなどを語った。

【写真】その他の写真を見る

　1988年にトム・クルーズとダスティン・ホフマンが共演しゴールデングローブ賞、アカデミー主要４部門を総なめにし、日本でもロングランヒットを記録した映画の舞台化。2006年に初演が行われ大反響を巻き起こし、今回の再演につながった。親に反発し、家を飛び出した弟・チャーリー役を演じる椎名桔平は「自分自身リアルに感じられるように演じたい。チャーリーを演じるのも今回が最後かもしれない。悔いのないよう臨むつもりです」と意気込む。

　また自閉症の兄・レイモンド役を演じる橋爪功は「脚本読みながら感動している自分がいるんだよ。それに手垢を染めないで、お客さんに渡せればいいなと思う」と、作品のクオリティを絶賛した。

　舞台では、椎名と橋爪がふたりでサッカーボールでリフティングをするシーンがあり、ボールを落とさず20回連続に挑戦するので、本番中もいつ終わるか分からないスリリングな展開に。橋爪は「これは終わりそうにないぞって感じのときがあった」と笑いながら語った。

　今作は10月3日から11月18日まで渋谷パルコ劇場ほかで公演される。