――前作の『Pretty Good!』から約1年半、ズバリ一番進歩した点はどこですか?
なんでしょう・・・。新谷の内面が成長したというところでしょうか(笑)。
やっぱり1年半あれば、成長はするんだなぁとか思ったりもしましたが、それに伴い、サウンドも詞の世界観も少しオトナになったかと思います。
アルバムの話が出たのは、3月末くらいだったかと思いますが、本格的に制作が始まったのは8月くらいだったかと思います。
とはいえ、5月にシングル「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」を出したその日にキー合わせで仮歌を歌ったりもしていました。だから割と早めにとりかかっていた感じですね。
――収録曲「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」や「HappiestPrincess」はアニメ・ゲームのテーマソングですが、これらがオリジナルソングと見事に統一感がとれている印象です。全体の統一感は意識したのですか?
実は、特に意識したというわけではなかったりします。
核になっているタイトルチューン「空にとける虹と君の声」や、アルバム制作のきっかけにもなった「CANDY☆POP☆SWEET☆HEART」などに導かれて自然とこうなっていったという感覚に近いかな。
ほんと、何かに導かれるように・・・っていうのが合った表現かと思います。
私が今いちばん見たいもの。いちばん聴きたい音。いちばん欲しい場所。そういうものがこのアルバムには込められていて、だからこのタイトルにはそれが集約されている気がしてます。物理的に虹がいちばん見たい、とかそういうことではなく、イメージ的に。
――レコーディングで一番苦労した点は?またエピソードなどはありますか?
苦労・・・は、実はそんなになかったりするのですが。今回、自分自身を見失ってしまっていた時期に制作をしていたので、ほんとに自分との戦いでした。
いかに自分をちゃんと見つけて、向き合って、表現していくか・・・にこだわっていたので、レコーディングの時はブースのカーテンを閉めて暗くして、自分探しの旅に出ていたというか(笑)
あとは、想いを入れすぎて悲痛なまでになってしまいがちだったので、いい具合のバランスを取るのが大変だったといえば大変だったのかな。
――特に聴きどころ、という点をいくつか教えてはもらえないでしょうか?
そうですねぇ・・・。全部がそうだと思ってしまうので、難しいのですが・・・。
私自身がそうだったように、聴くときの精神状態とかによって、1曲のなかにいろんな表情が見えてくるんですよ。
同じ言葉、同じメロディだけど、違う印象になってくる。
だから、何回も聴いて、いろんな角度から見ていただいて、変化を楽しんでいただけるといいのかな、とか。
そういう楽しみ方もできるなぁって思います。
――ジャケット写真もこれまでと違いアダルトな雰囲気になっていますが、デザインコンセプトや撮影でのエピソードはありますか?
アダルトですかっ?!
・・・そうなんだ、アダルトなんだ・・・(笑)
いや、特にそのへんを目指したわけではないのですが、なんでしょうね。
今までのような、作り込んでいった世界観もとても好きなのですが、今回は作り込むというより、素に近い部分を出していければ・・・と思ったのです。
歌の世界観も、よりインサイドに迫ってきているので、やっぱりジャケットも・・・って。
エピソード的には、念願叶って屋外での撮影!!ってとこですか(笑)
いままで何度か屋外にチャレンジしようとしてたんですけど、大体雨で中止になってたんです。
それがようやく快晴!で。しかも、ほんと暑かった。
きれいな空と雲が撮れて大満足です☆
――ファンのみなさんのメッセージをお願いします。
今の私が、1枚になっています。
もうなんていうか、魂を削るかのように、想いを込めて歌ってました。
大切な想い、大切な絆。大好きな場所。
これを見てくれているみなさんにも絶対あると思います。
それを感じながら聴いていただける1枚になったと思うので、ぜひ、自分の想いにもふれてみて頂けたらなって思います。
本当に、ぜひぜひ!聴いてください。
2006/11/15