星野リゾートは21日、「星野リゾート オンラインプレス発表会 2026秋」をメディア向けに開催し、今後の新施設開業計画を発表した。2026年に8施設、2027年に4施設の開業を予定しており、福井県勝山市の「リゾナーレ福井」や奈良県明日香村の「星のや飛鳥」など、地域の自然や文化を生かした施設を展開する。既存施設でも新たな滞在体験の導入や設備の拡充を進める。 「リゾナーレ福井」は、福井県勝山市の勝山恐竜の森エリア内に開業する。開業日は2027年9月10日に決定し、宿泊予約は同年4月から受け付ける予定。コンセプトは「恐竜の森のデザイナーズホテル」で、恐竜をテーマにした地域の特色を生かした滞在を提案する。最上階にはパノラマプールを備えたウェルネスフロアを設ける。 奈良県明日香村には「星のや飛鳥」が2027年7月22日に開業予定。コンセプトは「気に満ちた丘の辺」で、全35室、4タイプのオールスイートを展開する。客室は平屋造りで、広さは70平方メートルから350平方メートルまで。土地の歴史や文化を背景に、滞在そのものを楽しむ施設を目指す。 奈良市の旧奈良監獄を活用したプロジェクトでは、「奈良監獄ミュージアム」と「星のや奈良監獄」の2施設を展開する。ミュージアムは「自由とは」をテーマに掲げ、明治期の建築を通して施設の歴史や文化を伝える。一方、「星のや奈良監獄」では、歴史的建築を生かし、ティーサロンやクラシカルな料理、当時の蓄音機を用いた体験などを提供する。 発表会では、星野リゾート代表の星野佳路氏が登壇し、同施設がナショナル ジオグラフィックの「2026年に誕生した世界で行くべき20のホテル」の1つに選ばれたことも紹介された。
2026/10/28