作家・原田マハが、自身の短編小説を原作に脚本・監督を務めた映画『無用の人』(2027年1月公開)が、「第74回サン・セバスチャン国際映画祭」(9月18日〜26日)のコンペティション部門に選出された。日本公開に先駆け、スペインでワールドプレミア上映を迎える。 原作は、2014年刊行の短編集『あなたは、誰かの大切な人』(講談社文庫)に収録された同名小説。美術館で監視員として働く主人公・聡美(蒼井優)が、亡き父・唯一(イッセー尾形)の遺した一つの「鍵」をきっかけに、家族も知らなかった父の晩年や親子の記憶をたどっていく。