福岡・太宰府市の九州国立博物館では10月31日から2027年1月11日まで特別展『卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―』を開催する。今回の特別展にあたってポスターには大きくイラストを配し反響を呼んだ。同館にとっても「チャレンジングなデザイン」となった理由とこのキャラクターについて尋ねた。
同展では、各地の古墳から出土する銅鏡「三角縁神獣鏡」53面、そのほかの鏡50面。貴重な紀年銘鏡も6面、合計103面の鏡が一堂に会する。それらを通して「卑弥呼の鏡」、そしてヤマト王権の誕生の秘密を探る。
九州国立博物館は2日に公式Xで同展のポスターと、会場をナビゲートするキャラクター・ヒメミコちゃん、西王母・東王父・霊獣を公開。「今回のポスター、どうしたら多くの方に興味をもってもらえるかたいへん悩みました。 きゅーはくとしてはかなりチャレンジングなデザインなので、みなさん、ぜひご覧くださいね!」とつづっていた。
この投稿に「ナイスチャレンジだと思う!」「ポスターかっこいい」「ヒメミコちゃんかわよ」「ビジュアル素敵だ」「攻めとるなぁ」といった反響が寄せられた。ほかには「クリエイターやデザインに携わった方のクレジットがあると嬉しいです」など制作者に関心を寄せる声もあった。
このポスターに描かれたキャラクターについて、同館は「メインビジュアルの女性キャラは『ヒメミコさま』、チラシ内面の2頭身キャラは同一人物ですが呼び名を『ヒメミコちゃん』」としています」と説明。「デザインはマツリをつかさどる巫女のイメージで、今回新たにイラストを描いていただきました。服装や身に着けているものに特定のモデルがあるわけではございません」とした。
今回の攻めたデザインとなった経緯については「三角縁神獣鏡という題材は、考古ファン、古代史ファンにとっては非常に魅力的で『響く』題材である一方で、必ずしもそうではない方々(歴史・考古にそれほど大きく興味を持っていない層)にはやや来館へのハードルが高いのでは、という懸念が企画立案当初からありました」とし「それをふまえ、いかに広い層に「親しみやすく、興味を持ってもらえる」ように仕立てていくかを考える中で、ポスター・チラシデザインについても、“人目を惹きやすい、目立つ”、“これまでの博物館の展覧会のポスターとは一線を画する”、“興味を持たれやすい”といったことを念頭において、いくつかの案から選定されたのが今回のデザイン」と述べた。
そして「今のところ、デザイナー・イラストレーターの希望により、名前の公表は控えております。今後の状況によってはHPなどでの公表の形をとるかもしれません」としつつ、「なお、生成AIの利用はしておりません。すべてイラストレーターによる作図です」と明言した。
今後は「本展の広報動画やSNSにおける本展の情報発信の場で積極的に活用予定です。とくにSNSでは2分ほどの広報動画を会期中毎週制作したいと思っており、その主要キャラとしてヒメミコちゃんには活躍していただく予定」と意気込む。
ほかにも「また、展覧会場においては、『まじめな』解説のほかに、広く興味を持ってもらえそうな豆知識・情報解説パネルを製作・掲示する予定で、そこにも登場してもらいたいと思っています。物販等にも登場させたいところですが、そちらはまだ調整中で実現するかどうかは未定です」とさまざまな展開を模索しているよう。また「あくまでヒメミコちゃんたちは本展関連キャラクターなので、本展終了後の展開についてはまったく未定です」と補足した。
■特別展『卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―』概要
・会期:
2026年10月31日(土)〜2027年1月11日(月・祝)
・開館時間:
日曜日・火曜日〜金曜日 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
土曜日【夜間閉館】
午前9時30分〜午後7時(入館は午後6時30分まで)
※夜間開館の実施については変更になる場合あり。変更の場合はお知らせ
・休館日:
毎週月曜日
※ただし11月23日(月・祝)、1月11日(月・祝)は開館
※11月24日(火)、12月24日(木)〜31日(木)は休館
・観覧料(当日券):
一般2000円、大学生1200円、高校生以下・18歳未満は無料
【写真】「ヒメミコちゃんかわよ」「ビジュアル素敵だ」反響続々のキャラクターたち
同展では、各地の古墳から出土する銅鏡「三角縁神獣鏡」53面、そのほかの鏡50面。貴重な紀年銘鏡も6面、合計103面の鏡が一堂に会する。それらを通して「卑弥呼の鏡」、そしてヤマト王権の誕生の秘密を探る。
この投稿に「ナイスチャレンジだと思う!」「ポスターかっこいい」「ヒメミコちゃんかわよ」「ビジュアル素敵だ」「攻めとるなぁ」といった反響が寄せられた。ほかには「クリエイターやデザインに携わった方のクレジットがあると嬉しいです」など制作者に関心を寄せる声もあった。
このポスターに描かれたキャラクターについて、同館は「メインビジュアルの女性キャラは『ヒメミコさま』、チラシ内面の2頭身キャラは同一人物ですが呼び名を『ヒメミコちゃん』」としています」と説明。「デザインはマツリをつかさどる巫女のイメージで、今回新たにイラストを描いていただきました。服装や身に着けているものに特定のモデルがあるわけではございません」とした。
今回の攻めたデザインとなった経緯については「三角縁神獣鏡という題材は、考古ファン、古代史ファンにとっては非常に魅力的で『響く』題材である一方で、必ずしもそうではない方々(歴史・考古にそれほど大きく興味を持っていない層)にはやや来館へのハードルが高いのでは、という懸念が企画立案当初からありました」とし「それをふまえ、いかに広い層に「親しみやすく、興味を持ってもらえる」ように仕立てていくかを考える中で、ポスター・チラシデザインについても、“人目を惹きやすい、目立つ”、“これまでの博物館の展覧会のポスターとは一線を画する”、“興味を持たれやすい”といったことを念頭において、いくつかの案から選定されたのが今回のデザイン」と述べた。
そして「今のところ、デザイナー・イラストレーターの希望により、名前の公表は控えております。今後の状況によってはHPなどでの公表の形をとるかもしれません」としつつ、「なお、生成AIの利用はしておりません。すべてイラストレーターによる作図です」と明言した。
今後は「本展の広報動画やSNSにおける本展の情報発信の場で積極的に活用予定です。とくにSNSでは2分ほどの広報動画を会期中毎週制作したいと思っており、その主要キャラとしてヒメミコちゃんには活躍していただく予定」と意気込む。
ほかにも「また、展覧会場においては、『まじめな』解説のほかに、広く興味を持ってもらえそうな豆知識・情報解説パネルを製作・掲示する予定で、そこにも登場してもらいたいと思っています。物販等にも登場させたいところですが、そちらはまだ調整中で実現するかどうかは未定です」とさまざまな展開を模索しているよう。また「あくまでヒメミコちゃんたちは本展関連キャラクターなので、本展終了後の展開についてはまったく未定です」と補足した。
■特別展『卑弥呼の鏡―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―』概要
・会期:
2026年10月31日(土)〜2027年1月11日(月・祝)
・開館時間:
日曜日・火曜日〜金曜日 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
土曜日【夜間閉館】
午前9時30分〜午後7時(入館は午後6時30分まで)
※夜間開館の実施については変更になる場合あり。変更の場合はお知らせ
・休館日:
毎週月曜日
※ただし11月23日(月・祝)、1月11日(月・祝)は開館
※11月24日(火)、12月24日(木)〜31日(木)は休館
・観覧料(当日券):
一般2000円、大学生1200円、高校生以下・18歳未満は無料
2026/07/12