お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が10日、都内で行われた米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026』(略称:SSFF&ASIA 2026)アワードセレモニー内の『えんとつ町のプペル』新作『Chimney Town』上映・トークに登壇した。 この日は、自身が脚本・監督を務めた代表作『えんとつ町のプペル』の新作『Chimney Town』の3分15秒の映像を初公開。全編AIで制作され、アニメではあるものの実写を目指して作られ、制作過程も実写と似ているという。西野は「創造が人間に残された最後のサンクチュアリかと思いきや、結局AIの得意領域だったとこの1年、2年で僕たちは目の当たりにした」とし、「問題提起として作らせていただいた。ぶっちゃけこれができてしまう」とにやり。 西野は、映画をはじめとするエンターテインメント制作の最前線に立つ中で、ある強い危機感を抱いたという。「AIで生成できないもの、例えば土地の思い出や癒着(結びつき)、時間、プロセスといったものを絡めていないエンターテインメントは、ほぼ全て淘汰されるんじゃないかという現実が一つありました」と語り、単なるアウトプットとしての作品作りだけでは、AI時代を生き残ることは難しいという厳しい予測を明かした。
2026/06/10