毎日オークションは5月21・22日に東京・有明で、「第850回 新作工芸・茶道具オークション」を開催。初代・楽長次郎作「黒茶碗 銘 源太黒」が高額落札された。 初代・楽長次郎の「黒茶碗 銘 源太黒」は、千利休による銘を備え、表千家と所縁の深い豪商・鴻池家に伝わったもの。鴻池家は長次郎作の名碗七つ「長次郎七種(利休七種)」のうち三碗を蔵していたことで知られ、そのほか、鴻池家が有した著名な長次郎作の碗として「閑居」「太郎坊」と並び「源太黒」が挙げられる。本碗が公開型の競りの場に出てきたのはおよそ90年ぶり、鴻池家の分家筋にして別格の「三別家」と称された閑楽庵の入札(1938年)以来となる。
2026/06/02