映画専門誌の「キネマ旬報」が主催する映画賞『第99回キネマ旬報ベスト・テン』(2025年)の授賞式が19日、都内で開催。映画『国宝』からは、日本映画監督賞を李相日監督、日本映画脚本賞を奥寺佐渡子氏、主演男優賞を吉沢亮が受賞し、個人賞3冠を達成。読者選出日本映画監督賞も『国宝』となった。 『国宝』は、吉田修一氏による同名小説が原作。歌舞伎役者の家に引き取られた少年が、芸の世界に身を投じ、人生のすべてを舞台に捧げていく、主人公・喜久雄の50年を描いた、壮大な一代記。主演の吉沢、共演の横浜流星に加え、黒川想矢、越山敬達、田中泯、渡辺謙らが吹き替えやCGに頼らず演じ切った歌舞伎シーンの圧倒的な完成度と迫真性が、公開直後から大きな話題を呼んでいる。昨年6月に公開され、興行収入は邦画実写作品として歴代1位記録を22年ぶりに更新し、200億円を突破した。邦画実写作品では初の快挙となる。
2026/02/19