歌舞伎俳優の市川中車(60)、市川團子(22)が5日、都内で行われた歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』の製作発表会見に登壇した。 今年5月3日から26日にかけて東京・THEATER MILANO-Zaで歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛』が上演される。本作は文政10年(1827)に江戸河原崎座で初演。作者は『東海道四谷怪談』や『桜姫東文章』などを手掛けた四世鶴屋南北。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。永らく上演が途絶えていたが、昭和56年(1981)に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋の中でも特に人気が高く、これまで12回再演された本作は『三代猿之助四十八撰』のひとつに数えられている。
2026/02/05