出版業界の調査研究機関である全国出版協会・出版科学研究所は26日、2025年(1〜12月)の出版市場規模を発表した。紙と電子を合算した推定販売金額は、前年比1.6%減の1兆5,462億円となり、4年連続のマイナス。コロナ禍前の2019年とほぼ同水準まで市場が縮小した。 内訳を見ると、紙の出版市場は前年比4.1%減の9647億円と大きく落ち込み、1976年に1兆円を超えて以来、初めて1兆円を下回った。一方、電子出版市場は前年比2.7%増の5815億円と成長を維持したものの、これまで市場を牽引してきた電子コミックの伸び率鈍化が鮮明となっている。
2026/01/26