映画監督の岩井俊二氏が23日、都内で行われた「第15回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」の授賞式に登壇。自身が監督を務めた『路上のルカ』が、「コンテンツ展開部門 最優秀賞」に選出され、喜びの声を上げた。 衛星放送協会が、会員社が制作した優れた番組や、話題性のある編成企画、番組宣伝、広告事例を表彰するこのアワード。岩井監督は、先に公開された映画『キリエのうた』を再編集し、エピソードを掘り下げ、音楽をより長く収録したドラマ版『路上のルカ』で受賞した。 岩井監督は「一般的な平均値でいうと、90分〜120分の映像にする場合、小説にすると大体100ページ以下なんですね。それ以上だと入らない。小説というのは大体200ページ以上あって、オーディオブックでいえば、6時間〜12時間くらい。これを何とかダイジェストにして2時間に収めるというのが一番苦労する作業で、しかも不毛な作業で。脚本を仕上げたときに、どこか残念な思いというのが、必ず残るんです。そんな悔しい思いをずっとしてきたんですけど…」と正直な心境を告白。
2025/07/23