落語家の桂文枝(81)が16日、自身のブログを更新。自身の師匠にあたる5代目桂文枝の妻が亡くなったことを伝えた。 文枝は「合掌。今朝、先代文枝師匠の奥様が師匠の待つ彼岸へと旅立たれました。96歳でした。入門の時からずいぶんお世話になりました。奥様も出来の悪い弟子に苦労されたと思います。稽古の時、師匠は違う、お前の口調は学生時代の素人口調が身についてるから、それを直さんと、違う、あかぁちゃん、ものさしもってきて。師匠は僕が間違うとさしで僕の膝をピシャリと叩きました。その声を聞いて3歳の子供さんが物差しを持ってくるので、奥様が稽古が始まるとすぐに物差しを隠してくださいました」と振り返った。
2025/04/17