俳優の中村雅俊が17日、都内で行われた映画『サンセット・サンライズ』初日舞台あいさつに登場した。「特別な思いで臨んだ」という本作について、うれしかったことを明かした。 本作は、楡周平氏の同名小説(講談社)が原作。舞台は、新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤めるサラリーマンの西尾晋作(菅田将暉)は、宮城県・南三陸の4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。“お試し移住”をスタートさせる。 宮城県出身の中村は、俳優人生で初めて宮城弁で演じた作品だといい、また共演した俳優・半海一晃が高校の後輩であることも告白。さらに地元つながりだけでなく、中村の元お付きだった小日向文世との共演についても「初めてタイトルで隣同士で並べてすごくうれしかった」と喜び、「だから特別な思いを持って臨んだ」としみじみ語っていた。
2025/01/17