俳優の山田孝之と仲野太賀が、白石和彌監督による映画『十一人の賊軍』(11月1日公開)でダブル主演を務めることが、27日に発表された。昭和の東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫(1927-2002年)によるプロットを、平成ヤクザ映画の金字塔『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争時代劇をつくり上げ、日本から世界を目指す。 集団抗争時代劇とは、1人のスターに頼らない「集団劇」。ひとりのヒーローが活躍するのではなく、チームワークで敵に打ち勝とうとする構造。1963年頃から67年頃に東映が作り出してきたジャンルであり、多くの人々に衝撃を与えた。