グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実、俳優の井之脇海、柳俊太郎、円井わんが15日、都内で行われた映画『バジーノイズ』（5月3日）の完成披露試写会に参加した。

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　人見知りで知られる川西だが、本作では比較的早く打ち解けられたそう。「たぶん撮影の始まりが桜田さんだったんですけど。たくさん気を遣っていただいて話していただいたおかげで、柳くんだったり、海くんだったり、わんさんのと初めて会う時に、もう現場が僕的には少し安心感のある現場にちょっとずつですけど、変わっていたので。桜田さんの時に比べると、だいぶリラックスした状態ではいなれてたっていうのはあります」と桜田に感謝した。

　井之脇は「僕が（川西と）お会いした時には、今お話してくれたように、すごくフランクに話しかけてくれて。人見知りってのは知らなかったんですけど。きっと川西さんが主演として、どこか気を使われちゃったところもあるんだろうなというか。たぶん意識的に話してくれたんだろうなと思って。ありがとうございます」と返すと、川西は「話したかったんです。皆さんに」とはにかむ。

　柳は「道徳感のあるイタズラ好きですよね。小中学生がやるようなことを、しょっちゅうやってきました」と暴露し、川西は「そうなんですか！やってましたか」と苦笑い。柳は「そういうのもあって、人見知りってよりはかわいげのあるピュアな子という感じですね」と笑っていた。

　円井は「たぶん初めてちゃんとしゃべったのが、居酒屋のシーンだったんですけど。端っこに置いてる食べれる花を嗅いでいて。『うわ！シソの匂いがする！』と嗅がせてきたんです（笑）。それが初めてで、私、びっくりして、ずっと覚えてるんです！だから人見知りなんだってスゴい思ってました」とマル秘エピソードを公開。「やっぱりそれが僕の作戦です」と赤面しながら話していた。

　また、撮影中の写真も公開。ライブシーンの撮影中に“Go to the TOP”ポーズを、井之脇、柳、円井に川西が教えていたそう。「皆さんに教えて、流行らせてもらえないかなって」と川西は密かな作戦を立てていたという。しかし、撮影中は、わざと間違えて、川西にツッコんでもらうことで遊んでいたことも明かされていた。

　『週刊ビッグコミックスピリッツ』（小学館刊）で連載開始直後から、その登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM（デスクトップミュージック）を題材に誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集めた、むつき潤氏の同名漫画が原作。従来の音楽漫画とは全く違った、デジタルネイティブ世代における音楽漫画として大きな話題を呼んだ原作を、日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こしたドラマ『silent』の監督を務めた風間太樹がメガホンをとり映画化した。

　舞台あいさつには、桜田ひより、風間太樹監督も参加した。