アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズ27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、江戸川コナン役の高山みなみ、毛利蘭役の山崎和佳奈、怪盗キッド役の山口勝平、服部平次役の堀川りょう、遠山和葉役の宮村優子、川添善久役の大泉洋ら豪華な声優キャスト陣がズラリと集結した。 自身が演じる怪盗キッドそのままの白スーツ姿で登壇した山口は、開口一番「レディース&ジェントルメン! さぁ楽しいショーの始まりだぜ!」と名セリフを生披露すると、客席からは黄色い歓声が沸き起こる。続けて「きょうの日を迎えられてホッとしています。きのう、劇場でこっそり見てきました。見てくださった方の反応を楽しみながら、今回の映画がスタートしたなと感じています」と笑顔で語った。 さらに劇中冒頭に登場した怪盗キッドが変装した配送員が話題にあがると、山口は「似てると思いません? 最初に変装した(配送員を演じた)の僕の息子なんです」と告白すると、ファンから驚きの声が。「今回の映画に息子も娘も出させてもらった。親子で『コナン』の映画にお世話になっております。『コナン』様々です」と続け「息子も娘も名前のない役で運転手や警察官をやったり、娘は受付嬢を演じたり…」と明かした。 今作の物語は函館を舞台に服部平次と怪盗キッドが激突。和葉への告白場所&時期を逸しまくっている平次に立ちはだかるのは因縁のキッド…。かつて平次はコンクパール「妖精の唇」を巡る事件の時、キッドが変装した和葉に思わず壁ドン、そのままキスしてしまいそうになった過去があった。和葉が絡むとポンコツ探偵になってしまう平次が、劇場版最新作でキッドに借りを返し、和葉に告白するのか? 平次と和葉を見守る大岡紅葉、伊織無我、沖田総司も登場する。 きのう12日に全国515館にて公開され、公開1日目で観客動員数63万人、興行収入9.6億円を突破した。シリーズ歴代NO.1ヒット作の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年4月14日公開/興収138.8億円)対比で112%を記録し、さらなる記録更新を狙えるメガヒットスタートを切った。