名作ホラー映画『オーメン』（1976年）の前日譚を描く『オーメン：ザ・ファースト』が、あす5日より世界同時公開となる。この度、初代『オーメン』と同じ1976年生まれのお笑い芸人で、自らホラー作品を手掛けるほどホラー好きの野生爆弾・くっきー！が、初代『オーメン』にインスパイアされて特別に描き下ろしたイラストが公開された。イラストに込めた想い、最新作への期待についても語っている。

　6月6日午前6時に誕生した悪魔の子・ダミアンと、彼の周囲で次々と起こる連続死、観客たちを突如恐怖のどん底へと陥れる衝撃的な描写などが大きな反響を呼んだ『オーメン』。恐怖を助長するような音楽で、アカデミー賞作曲賞を受賞。悪魔の数字「666」を世界中に知らしめた名作ホラーだ。

　くっきー！は、映画『オーメン：ザ・ファースト』の劇場パンフレットムック用にイラストを寄稿。初代『オーメン』で登場した悪魔の子・ダミアン、彼の周囲で起こる不吉な出来事の前兆（オーメン）として本編に何度も登場してきた“山犬”が印象的に描かれている。くっきー！は制作時に意識したポイントを「華奢子供がヨダレ黒犬との融合でおぞましさMAX」と説明している。

　また、『オーメン：ザ・ファースト』について、「ワタクシもアダルトになり恐怖して泣く事が皆無状態でございますので大いにビビり泣きさせていただきとう御座います」と期待の言葉を寄せた。

　新作の舞台となるのは、イタリア・ローマにあるとある教会。“悪魔の子”ダミアンの誕生が迫る中、それを阻もうとする者が次々と惨たらしい死を遂げていく。修道女になるためにローマの教会で奉仕するマーガレットは、その不可解な連続死に巻き込まれる。やがて彼女は、恐怖で人々を支配するため、悪の化身を誕生させる教会の邪悪な陰謀を知ってしまう。すべてを明らかにしようとするマーガレットの前に、さらなる戦慄の真実が待ち受ける――。

　“悪魔の子・ダミアン”の生い立ちにはどのような秘密が隠されているのか？不吉な出来事の前兆として山犬は登場するのか？“ビビり泣き”する非日常を映画館で体験してほしい。

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