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宮世琉弥&綱啓永、ドラマ『君の花になる』以来の再共演で刺激「リスペクトの気持ちが増しました」

 俳優の宮世琉弥(20)と原菜乃華(20)がW主演を務める映画『恋わずらいのエリー』が公開中。ORICON NEWSでは、『君の花になる』(2022年/TBS)以来の共演を果たした宮世と綱啓永(25)にインタビューを実施し、互いの魅力や再共演について聞いた。

『恋わずらいのエリー』に出演する(左から)綱啓永、宮世琉弥(C) 山崎美津留(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

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 今作は、藤もも氏による同名漫画を実写映画化。オミくんこと近江章(宮世)を眺め、“恋わずらいのエリー”の名前でSNS上に妄想をつぶやくエリー(原)が、現実の恋に奮闘する青春ラブストーリーとなっている。

■映画初主演・宮世琉弥、“盟友”のアシストに感謝「お芝居に集中できた」

『恋わずらいのエリー』に出演する宮世琉弥(C) 山崎美津留(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

『恋わずらいのエリー』に出演する宮世琉弥(C) 山崎美津留(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

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 宮世が演じるオミくんは、学校イチのさわやか王子でありながら、実は口の悪いウラオモテ男子。綱は、エリーの親友・三崎紗羅(白宮みずほ)を一途に愛する高城礼雄を演じる。先輩として、エリーとオミくんの恋を見守っていく。

 宮世と綱はドラマ『君の花になる』発のボーイズグループ・8LOOMのメンバーとして期間限定で活動し、切磋琢磨してきた。宮世は「良い意味で何も気にしなくて良い関係性なので、ただひたすらお芝居に集中できました。(綱は)この作品もほかの作品と並行していて、忙しいと思うのですが、そんな一面を見せずに、現場に来たらとにかく明るくて、現場を和ませてくれるので、尊敬しています」と、初主演作品での盟友のアシストに感謝した。

 共演シーンは多くないものの、綱は現場での宮世の姿を見て感激した様子。「しっかりしていて、5個下には見えなくて(笑)。前回共演したときよりも、さらに大人っぽくなっていて。同じ20歳の時の僕とは全然比べものにならないくらい大人ですごいなって。さらにリスペクトの気持ちが増しました」と絶賛。自身が演じた礼雄のような温かい視線を向けた。

■役者としての互いの魅力「肝の据わり方」「不思議なオーラ」 今後の目標語る

『恋わずらいのエリー』に出演する綱啓永(C) 山崎美津留(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

『恋わずらいのエリー』に出演する綱啓永(C) 山崎美津留(※崎=たつさき) (C)ORICON NewS inc.

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 互いをリスペクトしながらも、刺激を受け合っている2人。綱は、役者としての宮世の魅力は「肝の据わり方」だと語る。「僕は、人の意見で揺れ動いたり、ぶれたりする瞬間がやっぱりあるんです。でも、琉弥は自分がしっかりあって、軸を持っているのはすごい。俳優としてもそうだし、人としても強みだなって思います」と尊敬のまなざしを向けた。

 一方、宮世は「綱くんは、本当にナチュラルだなって思います。お芝居を見ていても本当にそのまんまの自然なお芝居で、そこにうまく役柄をちゃんと落とし込んでいて。綱くんじゃないんですけど、本当に不思議なオーラあるんです」と目を輝かせながら、魅力を熱弁。例をあげながら「すごく尊敬できるし、お芝居をしているって感じがしなくて」と止まらないほめ言葉に、綱は「うれしいです。頑張ります」と照れ笑いを浮かべた。

 そして、役者としての今後の話題に。20歳の節目を迎えた宮世は「10代でいろいろ学ばせていただいたので、20代はぶつけていきたい。より一層、活動に力を入れて、守破離の“破”になっていきたい」と宣言。「失敗してもいいんで、挑戦したいですね」と前向きな思いを語り、綱とうなずき合った。

■作品情報
『恋わずらいのエリー』
公開:全国公開中

原作:藤もも『恋わずらいのエリー』(講談社「デザートKC」刊)

出演:宮世琉弥、原菜乃華(W主演)
西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大・綱啓永
小関裕太

監督:三木康一郎
脚本:おかざきさとこ
音楽:林イグネル小百合
主題歌:NiziU「SWEET NONFICTION」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

配給:松竹株式会社

(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社

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