俳優・福士蒼汰が主演する、ABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『アイのない恋人たち』（毎週日曜　後10：00）が、きょう11日に第4話を迎える。ドラマの幕開けから第3話までのストーリーとともに、輪郭が見えてきたワケありアラサー男女7人のキャラクターを整理したい。TVerで見逃し配信あり。

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　同作は、脚本家・遊川和彦氏によるオリジナル作品で、2024年の東京に生きる不器用で不恰好なアラサー男女7人の恋愛群像を描く。共演は、岡崎紗絵、本郷奏多、成海璃子、前田公輝、深川麻衣、佐々木希ほか。

■郷雄馬＆近藤奈美
郷雄馬（前田）は、主人公・久米真和（福士）や淵上多聞（本郷）と高校の同級生で、現在は交番勤務の警察官。「愛にあふれる男」を自認するが、早く結婚したいという願望から自分都合で“運命の人”と思い込み、相手の本質を見ようとしない悪癖がある。「見る目（eye）がない男」と揶揄（やゆ）されている。

近藤奈美（深川）は、良家のお嬢様。区役所の戸籍課に勤め婚姻届を提出しに来るカップルと毎日対面し、「お幸せに」と笑顔を作る内心で、自分はいつ結婚できるのかという不安と、強い焦りを抱いている。冨田栞（成海）とともに、今村絵里加（岡崎）が経営するブックカフェの常連客でもある。

■第1話おさらい
真和・多聞・雄馬が15年ぶりに再会し、絵里加・奈美・栞との3対3の合コン企画が持ちあがった。また、真和は高校時代のマドンナで元カノだった稲葉愛（佐々木希）とも偶然出会い、物語は一気に動き出した。

事情が重なり合コンに間に合ったのは、雄馬と奈美だけ。互いに自己アピール強めで、会話は続かないが、陽気な雄馬は「絶対にあきらめたくない。この世界に必ずオレの良さをわかってくれる人がいる」「その人に会ったら彼女のこと全部知りたいな」と熱弁。すると奈美は「ありのままの雄さんを受け入れてくれる人はきっといます」と答えた。

■第2話おさらい
雄馬と奈美はマッチングアプリを通じ、再び会った。奈美は親が勧めるお見合いをするというが、ばあちゃんから前向きに生きるよう教えられてきた雄馬は「自分のことつまんない女とか言うなよ」「愛ってそんなもんじゃないだろう？」と真っ向反対。奈美は「なんでそんなこと言われないといけないんですか？こっちはあなたに幸せになってほしいと思ってるのに」と言い返した。

その後、奈美が区役所で新婚カップルの撮影をしていると、雄馬が「この前のこと謝ろうと思って」とやって来る。「やっぱりこの人はつまんない女なんかじゃないって思った」と奈美への思いを伝え、好みを聞いた。

奈美は「（食べ物）カニカマ、（季節）夏、（花）アマリリス…（歌は）竹内まりあ、Ado」などと即答。「あれ（合コン）からずっと考えていた」といい、距離がグッと縮まった。

■第3話おさらい
真和・多聞・雄馬と絵里加・奈美・栞の6人が初集合。特に、雄馬と奈美は告白前から交際ムード。奈美は「私、雄馬さんのこと好きみたいです」と伝える。しかし、雄馬は「ありがとう。めっちゃうれしい！」と笑顔になるだけ。奈美は「その前にすることあるんじゃないですか？」「なんでそんな鈍感なんですか？」と怒ってしまった。

奈美の思いに気づいた雄馬は、インターホン越しに「好きだ！奈美さんが好きだ、好きだ、好きだ！」と絶叫。奈美も「私も雄馬さんが今、完全に好きなりました」と自宅を飛び出し、「結婚しよう」と恋が燃え上がり、ラブラブでホテルを目指した。

■第4話あらすじ
雄馬と奈美が結婚の意思を固める。知り合って1ヶ月足らず、両家の許しもまだとあって、真和と多聞は「すぐ破局する」「反対される」と冷ややか。奈美から婚姻届の保証人を頼まれた絵里加と冨田栞も、もう少し時間をかけた方がいいとネガティブな反応をしてしまう。

だが、愛の力を信じる雄馬は、真和たち外野の雑音を一蹴。いつまでも正式に付き合おうとしない、真和と多聞の優柔不断さを批判する。奈美もまた、絵里加と栞に「勢い」の大切さを熱弁。ためらってばかりの絵里加たちは、逆にハッパをかけられてしまう。

真和の脚本は上々の評価を得る。しかし、急な修正を強いられることもあり、そんな時、真和は絵里加とのデートより仕事を優先。絵里加に、奈美のお説教を生かす機会はなかなかめぐってこない。一方、会社で栞に会った多聞は、なりゆきで何年も帰っていない実家の事情を打ち明ける展開になり…。

そんな中、いよいよ雄馬が奈美の両親に会う日がやってくる。