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バカリズム『IPPON』チェアマン代理「すごく不思議な感じ」 ヒコロヒーは参戦に感激「10年やめずに頑張ってきて本当によかった」

 きょう3日放送のフジテレビ系バラエティー『土曜プレミアム IPPONグランプリ』(後9;00)では、第29回大会となる今回は、大会チェアマンの松本人志の芸能活動休止を受けて、バカリズムが“チェアマン代理”を務める。前回の第28回大会(2023年5月放送)でも優勝を果たしたバカリズムは、過去28大会中27回出場、そのうち優勝6回、という驚異的な記録を誇る大喜利名人。そんな実力派プレーヤーが、今回はチェアマン代理として別室から大喜利対決を見守る。

3日放送のバラエティー『土曜プレミアム IPPONグランプリ』(C)フジテレビ

3日放送のバラエティー『土曜プレミアム IPPONグランプリ』(C)フジテレビ

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 今大会の出場者は、赤羽健壱サルゴリラ)、秋山竜次ロバート)、川島明麒麟)、児玉智洋(サルゴリラ)、田中卓志アンガールズ)、堂前透ロングコートダディ)、博多大吉博多華丸・大吉)、ヒコロヒー堀内健ネプチューン)、箕輪はるかハリセンボン)の10人の精鋭たち。このうち、赤羽、児玉、堂前、ヒコロヒーの4人が初出場となる。また、スーパーサブとして植田紫帆(オダウエダ)が参加。さらに観覧ゲストとして、PORIN(Awesome City Club)、宮世琉弥八木勇征FANTASTICS)、矢田亜希子が出演する。

 対戦ルールは従来通り。10人のプレーヤーがAブロック、Bブロックに5人ずつ分かれ、それぞれのブロックで大喜利対決を実施。Aブロックの審査はBブロックの出場者が行い(Bブロックが戦う際は、Aブロックの出場者が審査)、面白いと思ったら手元のボタンを押す。ボタンは1人につき2個あり、全員が2個を押して合計10点満点を獲得すると、「IPPON(一本)」となる。各ブロックでお題が5問出題され、試合時間は1問につき7分。この制限時間内に、獲得した「IPPON」の合計本数が最も多いプレーヤーが決勝へ進出。最後に、両ブロックの勝者同士が1対1で対決し、優勝者が決定する。

 今回の対戦カードは、Aブロックが赤羽、川島、田中、堂前、ヒコロヒー、Bブロックが秋山、児玉、大吉、堀内、箕輪、という顔合わせ。これまでに4回優勝している堀内をはじめ、過去2回優勝の秋山と川島、1回優勝の大吉といった歴代の王者や、第23回大会(2020年6月放送)以来およそ3年半ぶりの出場となる田中、「IPPON女子グランプリ」(2022年6月『まっちゃんねる』内で放送)優勝者の箕輪ら、大喜利巧者たちが繰り出す名回答の数々に要注目だ。

 また、初出場組の活躍も見逃せない。『IPPONグランプリ』史上初めてコンビで同じ大会に出場する『キングオブコント2023』王者・サルゴリラの赤羽&児玉。『M-1グランプリ』決勝進出2回、テレビや劇場などさまざまな場所で大喜利力を発揮している堂前。かつてスピンオフ番組『IPPONスカウト』でも好成績を残し、このたび念願の本戦初出場を遂げるヒコロヒー。いずれも大喜利の実力に定評のある4人の気鋭が、どれだけ戦いをかき回してくれるのか期待が集まる。

■バカリズム
――“チェアマン代理”として参加された今回の『IPPONグランプリ』。収録を終えた率直な感想をお聞かせください。
「なんだかもう、ずーっとオロオロしてたと言いますか…とにかく居心地が悪かったです(笑)。チェアマンのブースにいること自体、すごく不思議な感じでしたね」

――今大会の戦いを振り返って、いかがでしたか?
「今回は、決勝に行かなかった方たちも含めて、10人全員、甲乙つけがたくて。ちょっと珍しいんじゃないかっていうくらい、ハイレベルな戦いだったと思います。本来『IPPONグランプリ』って、初出場の方が苦戦することが多いんですよ。お客さんとの温度差が調整できないまま、最後までピントが合わずに終わっちゃった、みたいなこともよくあるんですけど、今回はみんながハマってて、置いてけぼりになる人が1人もいなかった。全員で点を取り合ってたというか。本当に素晴らしい戦いでした」

■ヒコロヒー
――初めての『IPPONグランプリ』はいかがでしたか?
「皆さんに優しくしていただいたな、という感じです。今回は、私を含めて初出場組が多かったので、かなり不安もあったんですね。でもベテランの先輩方が、収録前からやりやすい空気を作ってくださって。さりげなくお気遣いいただいたおかげで、初出場のメンバーも、のびのびやらせていただけたんじゃないかなと。非常にありがたかったですね」

――『IPPONグランプリ』には強い思い入れがあるそうですね。
「私はずっと『IPPONスカウト』に出させてもらってたんです。芸歴1年目で初めて呼んでいただいて、それから7年間くらい、ずっと出場させてもらっていて。その間に一度、決勝戦まで進出したことがあるんですけど、それが今からちょうど10年前だったんですよね。その後、まさか『IPPONグランプリ』の本戦に出られる日が来るとは思っていなかったので…10年やめずに頑張ってきて、本当によかったなと思ってます」

――本番を迎えるにあたって、何か準備したことはありますか?
「ペットボトルを捨てるとき、本体とフタをちゃんと分別するようにしてました。少しでも徳を積んでおこうと思って(笑)」

――では最後に、視聴者の方々へメッセージをお願いします。
「バカリズム先輩がチェアマン代理をされている姿だとか、初出場組が多いことであるとか、ベテランの皆さんの地肩の強さだとか…本当に見どころの多い回だと思います。視聴者の方が気付かないかもしれないような、細かい部分も含めて、芸人さんのすごさが詰まっている番組だと思うので、ぜひご覧ください」

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