ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

山田涼介の視線が切ない…『サイレントラブ』浜辺美波&野村周平の連弾シーン公開

 8人組グループ・Hey! Say! JUMP山田涼介が主演、俳優の浜辺美波が共演する映画『サイレントラブ』が26日の公開初日から28日までの3日間で、動員約15万5363人、興収2億1224万6000千円で週末興行ランキング新作実写作品で1位の好調スタートを切った。このほど、今作から本編映像が公開された。

映画『サイレントラブ』メインカット(左から)山田涼介、浜辺美波 (C)2024「サイレントラブ」製作委員会

映画『サイレントラブ』メインカット(左から)山田涼介、浜辺美波 (C)2024「サイレントラブ」製作委員会

写真ページを見る

 『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田監督がオリジナル脚本で描く最新作。山田はラブストーリー映画に初主演となる。声を発することをやめた青年・蒼(山田)と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺)による“世界一静か”なラブストーリー。

 解禁された本編映像は、音大生・美夏がいつものように旧講堂でピアノを練習しているシーンからスタート。非常勤講師でピアニストの北村(野村周平)は、蒼からピアノが弾けない自分の代わりに美夏のためにピアノを弾いて欲しい。という頼みを聞いて美夏の練習に付き合っていた。そんな北村は美夏の隣でピアノを弾き始め、それに応えるように美夏もピアノを弾く連弾シーン。始めは強張った表情の美夏だったが、連弾が盛り上がるにつれ柔らかい表情に変化していく。

 そんな美夏の笑顔を優しく見つめる北村。一方で蒼は、2人に近づく事も出来ずただ窓越しから美夏を見つめている。自分では埋める事の出来ない現実を目の当たりにした蒼の表情と、そしてその場を立ち去る蒼の後ろ姿がなんとも切ないワンシーンだ。

 今作では、声を発することをやめた蒼と、目が不自由な美夏が、互いの心を通わすキーアイテムとなるのがピアノである。浜辺&野村が連弾するシーンの撮影について浜辺は「連弾のシーンは片手だけなのですごく集中できるんですよね。ピアノのシーンは総じて(目の不自由な)役柄的にも苦しい部分が多かったんですけど、きらきら星はすごく楽しくて…」とコメント。

 美夏を演じるためにかなりピアノを練習したそうで、それについて内田監督は「毎日、撮影しないパートもちゃんと通しで、何時間も練習していました。最終的には全曲弾けるようになっていたので驚きましたね」と浜辺のストイックな姿を明かした。そして今作で久々の共演となる野村について浜辺は「実は小さいときに共演しているんですけど、とても久しぶりにご一緒して、凄くお話が面白くて頼れる兄貴みたいな感じで」と話し、「野村さんと合間もずっと練習って言いながら弾いていました。楽しかったです」 と現場での様子を振り返った。

 一方、本作で初挑戦だったという野村は「ピアノの練習も1ヶ月…もっとやったんですけど、弾ける訳がない曲をたくさんやっていたので、必死こいてやってたんですけど…」と練習に苦労した様子。しかし「みんなが『上手くなったねっ』て言ってくれて。『本当にピアニストになってたよ』って。その言葉を信じてみようかなって(笑)そうなっていたらいいなって思いながらやってました」とピアノ演奏シーンに対する期待も語っている。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索