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萩野公介氏、日テレ系パリ五輪アスリートキャスター就任「アスリートならではの目線で伝えたい」

 元競泳選手の萩野公介氏が、開幕まで180日となったスポーツの祭典『第33回オリンピック競技大会』の日本テレビ系中継アスリートキャスターに就任した。

日テレ系パリ五輪アスリートキャスターに就任した萩野公介氏(C)日本テレビ

日テレ系パリ五輪アスリートキャスターに就任した萩野公介氏(C)日本テレビ

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 萩野氏は、2012年ロンドンオリンピックに17歳で初出場し、400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。16年リオデジャネイロオリンピックの400メートル個人メドレーで金メダル、200メートル個人メドレーで銀メダル、4×200メートル自由形リレーで銅メダルを獲得し、オリンピック3大会に出場し、合計4個のメダルを獲得した。

 オリンピックの大舞台で輝かしい功績を残し、さまざまな競技の見識を持つ萩野氏が、競泳のみならず、多くの競技について、番組を通じて、オリンピックの感動や興奮、アスリートの魅力やすばらしさを伝える。

 萩野氏は、中継アスリートキャスター就任について「『幸せ』というひと言に限ります。『大幸せ』です」とコメント。「アスリートならではの目線で、活躍した選手はもちろん、悔しい思いをした選手に対してもリスペクトをもってストーリーを伝えたいと思います」と意気込んだ。

 同局スポーツ局プロデューサー・山下剛司氏は「オリンピックの栄光や、そこに至るまでの我々には想像し得ない過酷なプロセスを誰よりも知る萩野さんだからこそ、アスリートの心に寄り添った取材・発信をしていただけると思っております。それによって、スポーツが持つほかにはない尊さや魅力、夢を諦めないことの大切さ、仲間や恩師、家族ら支える人への感謝の心、といったものが、放送を通じて多くの方々に伝わるものと思っています」と起用理由を説明した。

【コメント全文】
――現役を引退して初めて迎えるパリオリンピック。およそ半年後に迫ってきたが今の心境は。

私自身、現役時代、さまざまな大会を経験してきましたが、オリンピックは特別な大会と位置づけてきました。引退して初めて迎えるパリ大会本番が非常に楽しみです。先日開催された競泳の「KOSUKE KITAJIMA CUP 2024」でも選手たちからオリンピックイヤー独特のヒリヒリ感がひしひしと伝わってきましたが、これから行われるオリンピックへの切符をかけた各種目の代表選考会も非常に楽しみです。これから国内で開催される代表選考会もあるので、ぜひ実際に試合会場へ足を運び、生で見るからこそ感じられる選手の「すごさ」「本気」を伝えていきたいです。

――アスリートキャスター就任を受けての心境や意気込み

「幸せ」というひと言に限ります。「大幸せ」です。(笑)

競泳でも、引退してからはあまり競技に興味を持たない人、ものすごく興味を持って競技を見る人の2つに分かれるように思いますが、私は完全に後者の「スポーツ大好き人間」です。競泳も大好きですし、ほかの競技も大好きで、スポーツに触れることは生きがいの1つでもあるので、アスリートキャスターとして、何より選手の皆さんにリスペクトをもって取材して「大きな幸せ」を感じながら、多くの方々にスポーツのすばらしさを伝えていきたいです。

――アスリートキャスターとして番組を通して伝えたいこと

先日、競泳の大橋悠依選手にインタビューをさせていただきましたが、2冠を果たした東京五輪の後、苦しかった時期の話を聞きました。選手それぞれに背景、バックグラウンドがある、さまざまな思いでオリンピックの舞台に立っている、と思います。

私自身、最後となった東京五輪はすごく苦しみましたが、最後は笑って終わることができました。その経験も活かして、アスリートならではの目線で、活躍した選手はもちろん、悔しい思いをした選手に対してもリスペクトをもってストーリーを伝えたいと思います。それによって、見ている皆さまに、活躍した選手、悔しい思いをした選手に対して、同じようにリスペクトや愛を持って応援したくなる、そんなきっかけを作れればいいなと思います。

――パリオリンピックの注目は。

競泳は地元フランスが最近強いです。中でも、レオン・マルシャンが「大注目」です。個人メドレー、バタフライ、そして平泳ぎも挑戦すると聞いていますが、日本選手がメダルを狙う多くの種目で彼が立ちはだかります。日本代表の選考はこれからですが、実績のある瀬戸大也選手、本多灯選手、渡辺一平選手はとても楽しみですし、同じ栃木県出身の個人メドレー・松下知之選手(宇都宮南高3年)にも期待しています。

競泳以外には、「五輪の花形」陸上も大好きで、個人的には、世界記録を更新し続けている男子棒高跳びのアルマンド・デュプランティス選手(スウェーデン)や、東京五輪男子1500メートル金メダリストのヤコブ・インゲブリクトセン選手(ノルウェー)など、世界の超人たちのパフォーマンスも楽しみにしています。

日本選手の活躍が期待される種目では、卓球女子の中国とのし烈な争いに注目しています。また、先日体験取材をさせていただいたスポーツクライミングの安楽宙斗選手にも期待しています。実際にクライミング競技を体験し、その晩は指に力を入れることができず、本当にハードな競技だと実感しました。
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