作詞家・森雪之丞(70)が25日、都内で自選詩集『感情の配線』発売記念イベントを開催。イベント前行われた取材会では、森が70歳という節目の年に本作を出版するに至った思いを語った。 森は、布袋寅泰、hide、氷室京介、氷川きよしなど多くのアーティストからの支持に加え、『キン肉マン』『ドラゴンボールZ』『キテレツ大百科』などのアニメソング、さらに近年では舞台・ミュージカルの世界でも活躍し、手がけた歌詞は2700曲を超える。 「70歳になってしまったことに、こんなことがあるんだというくらい驚いた。若い連中とずっと仕事してきたので、まさか自分が70歳になるとは思ってなかった」という森は、古希を迎えたこのタイミングで本作を出版した理由について「今年はたくさんの友達が天国に行ってしまって気弱になっていた。布袋寅泰にラインで“終活かな”と送ろうとしたら変換を間違えて“就活”になってた。これはもうちょっとやれということかなと(笑)。70歳に喝を入れる気持ちで、いままで書いてきた作品を集めました」と語った。
2024/01/25