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森雪之丞、70歳迎え驚き「たくさんの友達が天国にいってしまい弱気に…」 人生を変えたのは布袋寅泰との出会い

 作詞家・森雪之丞(70)が25日、都内で自選詩集『感情の配線』発売記念イベントを開催。イベント前行われた取材会では、森が70歳という節目の年に本作を出版するに至った思いを語った。

人生変えた出会いを明かした森雪之丞 (C)ORICON NewS inc.

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 森は、布袋寅泰、hide、氷室京介、氷川きよしなど多くのアーティストからの支持に加え、『キン肉マン』『ドラゴンボールZ』『キテレツ大百科』などのアニメソング、さらに近年では舞台・ミュージカルの世界でも活躍し、手がけた歌詞は2700曲を超える。

『感情の配線』発売記念イベントに登場した森雪之丞 (C)ORICON NewS inc.

『感情の配線』発売記念イベントに登場した森雪之丞 (C)ORICON NewS inc.

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 「70歳になってしまったことに、こんなことがあるんだというくらい驚いた。若い連中とずっと仕事してきたので、まさか自分が70歳になるとは思ってなかった」という森は、古希を迎えたこのタイミングで本作を出版した理由について「今年はたくさんの友達が天国に行ってしまって気弱になっていた。布袋寅泰にラインで“終活かな”と送ろうとしたら変換を間違えて“就活”になってた。これはもうちょっとやれということかなと(笑)。70歳に喝を入れる気持ちで、いままで書いてきた作品を集めました」と語った。

 森は作詞家として48年目。「作詞以外に、詩も書いてきたんですけど、なかなかそれが伝わりづらかった。でも今はSNSなどで拡散されやすい時代になった。だからこそ、小さな詩人としていままで書いてきた作品を今の若い人たちにも届けたい」と言う。

 また、これまでの作詞家活動での転機を問われると森は「人生を変えたというか、自分にとって大きかったのは、布袋寅泰と出会って、一番自分が書きたかった“ロックの世界”の詩を彼に託せたこと」と感謝。そしてアニソンの世界に挑戦したことも大きな出来事だったといい「僕にとっては、ある意味自由に、自分の言葉で遊べて、面白いアイデアを形にしてくれた世界だった」と振り返った。

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