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山田涼介、“死んだように生きる”主人公を目で表現 入る光までも調整「そこの加減が非常に難しかった」

 8人組グループ・Hey! Say! JUMP山田涼介が主演、俳優の浜辺美波が共演する映画『サイレントラブ』(26日公開)において、山田演じる主人公・蒼の“虚ろな目”が印象的な場面カットが公開された。

映画『サイレントラブ』に主演する山田涼介(Hey! Say! JUMP) (C)2024「サイレントラブ」製作委員会

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 『ミッドナイトスワン』で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督がオリジナル脚本で描く最新作。山田はラブストーリー映画に初主演となる。声を発することをやめた青年・蒼(山田)と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生の少女・美夏(浜辺)による“世界一静か”なラブストーリー。

 蒼の場面写真は、ぼんやり虚空を見つめるような姿や、美夏が1人ピアノの練習に励む講堂に腰掛けて静かにうつむく様子が確認できる。その瞳には覇気がなく、感情が読み取れない。山田が「クランクインの日に、監督に“死んだように生きてほしい”と言われた」と明かすように、過去のある事件がきっかけで声を捨て、夢や希望を持たず毎日をただ生きている蒼は、どこかぼんやりとしている。

 だが美夏との出会いによって、その目に希望が宿ることに。「自分には夢をみる資格はない」と諦念を抱く蒼だったが、美夏の“何があってもピアニストになる”という夢をかなえることに初めての希望を見いだす。

 内田監督は山田に「目の奥10センチで美夏を見てほしい」と指示したそうだが、その意図を「特に目の演技は、動きなどで作ってしまいがちです。人を好きになる時の目を、キラキラッと作ったりしてしまう。でも本当は、人を好きになる瞬間は、意外にスーッと引いた気持ちになる場合もある。人によってまったく違うものだと思います。だから、リアルな目という器官そのものではなく、もっと奥の部分で気持ちを表してほしいという意味で、そう言いました。“10センチ”に関しては、心と目の間が、ちょうど10センチくらいかなと思って言いました」であると明かす。

 目の演技という一筋縄ではいかないであろう表現について山田は「目の芝居は、演じていて非常に難しいと思いました。最初のシーンの方は目に光がない、何を考えているのかわからないような目なんですが、(シーンが進むにつれて)どんどんそこに感情が生まれていく。その中で、目の中に光を入れるシーンだったり、ここは入れない方がいいなとか、そこの加減が非常に難しかったです」と目の光をも操る意識をしたという。

 さらに喧嘩のシーンでも、山田の目の演技は光った。監督は「敵対する相手に目を真っ赤にして向かって行くというシーンでは、演技で目を赤くできる人がいるんだと驚きました。アクションというのは、演技を伴って初めていいシーンになるのですが、まさにそういう意味でもすばらしいシーンになったと思います」と山田の演技を絶賛している。

 ラブストーリー初主演にして、声を発することをやめた青年という難役の気持ちの変化を繊細に表現した山田。蒼の感情によって緻密に変化していく山田の演技が見どころとなっている。
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  • 映画『サイレントラブ』に主演する山田涼介(Hey! Say! JUMP) (C)2024「サイレントラブ」製作委員会
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