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【推しの子】実写映像化キャスト発表【櫻井海音・齋藤飛鳥・齊藤なぎさ・原菜乃華・茅島みずき・あの】

 赤坂アカ横槍メンゴ(共同名義)による芸能界を題材にした人気漫画『【推しの子】』が実写映像化され、今年冬にドラマシリーズをAmazonのPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて劇場公開される。主演は、俳優の櫻井海音。共演に、齋藤飛鳥齊藤なぎさ原菜乃華茅島みずきあのら才能あふれる若手俳優が集結。あわせて、原作コミックの表紙をイメージしたスペシャルビジュアルが解禁となった。

実写版『【推しの子】』メインキャストのビジュアル (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

実写版『【推しの子】』メインキャストのビジュアル (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

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 『【推しの子】』は、2020年4月より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載中。23年春にアニメ化されて一気に認知度が上がり、YOASOBIが担当したアニメ主題歌「アイドル」が、米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも話題に。二次創作も盛り上がりをみせ、「アイドル」の“歌ってみた”動画や、TikTokアニメ公式アカウントの振付動画から“踊ってみた”動画なども数多く投稿されるなど、相乗効果で社会現象ともいえる大人気コンテンツに成長した。

 産婦人科医として働く主人公・ゴローが、推しのアイドル・星野アイと出会うが、ある出来事で死んだゴローはアイの子どもに転生してしまう。それをきっかけに、彼女と同じ芸能界の道へ進んで行く物語。

 伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”という複雑な世界に躊躇(ちゅうちょ)なく切り込む他に類を見ない斬新さ、現代社会とリンクしているかのようなライブ感あふれる展開も魅力だ。

 主演の櫻井は、昨年9月に音楽活動を行っていたロックバンド(ドラムスを担当)を脱退する一方、社会現象となったドラマ『VIVANT』(23年/TBS)への出演や、ドラマ『アオハライド Season1』(23年/WOWOW)での主演(出口夏希とダブル主演)など、俳優として頭角を現してきた。今作では母であるアイの死の真相を暴くため、芸能界に潜り込むアクアを演じる。

 アイドルグループ「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役は、昨年卒業した乃木坂46在籍中からマルチな才能を発揮してきた齋藤飛鳥が、繊細で的確な演技力を武器に女優業でも存在感を放つカリスマアイドルを体現する。

 アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役に齊藤なぎさ。昨年卒業したアイドルグループ「=LOVE」での活動の傍ら挑んだドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』 (22年/MBS)ゆあ役の怪演が大反響を呼んだことも記憶に新しい。グループ卒業後は映画『交換ウソ日記』(23年)、『最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜』(23年/日本テレビ)に出演するなど、俳優として活躍している。

 幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役を演じる原は、09年に子役としてデビュー。近年は、映画『すずめの戸締まり』(22年)、大河ドラマ『どうする家康』(23年)、映画『ミステリと言う勿れ』(23年)など、話題作へ出演が相次ぎ、確かな演技力を発揮してきた。

 茅島は、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、「ゼクシィ」14代目CMガールにも大抜てき。ドラマ『教祖のムスメ』(22年/MBS)ではミステリアスな役柄で注目を集め、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23年/日本テレビ)で熱演したヒール役も話題に。

 アーティストとして22年11月にリリースした「ちゅ、多様性。」で昨年末の『第74回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、タレント、俳優、声優、モデルなど、幅広い活動を通して、若い世代の女性を中心にカリスマ的人気を誇るあのは、人気ユーチューバーで、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役に起用された。

 実写映像化にあたり、原作者の赤坂は「この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、【推しの子】は芸能界に対してさまざまな言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。そのような中で今回、実写化をしようと言っていただいた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも『本当に大丈夫ですか?』と聞きたくなる気持ちでした。引き受けていただいた皆様には感謝の念が尽きません」と、明かしている。

 Amazonと東映の初タッグで、すでに海外でも漫画&アニメが人気のタイトルを、ドラマシリーズと映画で実写化して世界配信するというビッグプロジェクトが動き出し、「芸能界を舞台にした【推しの子】という作品を、漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか、そして出来上がるものはどういうものなのか、私はとても興味があります。皆様もそうではないでしょうか?ぜひその答えを一緒に見届けてほしいと思っております」と期待のコメントを寄せている。

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