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山崎賢人&山田杏奈“ゴールデン”つながりで高校を電撃訪問 生徒たち大興奮→逆サプライズの感動展開

 俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)、山田杏奈が15日、大阪府豊中市の箕面自由学園高等学校をサプライズ訪問。映画『ゴールデンカムイ』(19日公開)に向け、同校の名門チーム「GOLDEN BEARS(金色の熊)」とエールを交換し合った。

映画『ゴールデンカムイ』×「GOLDEN BEARS」応援イベントより

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 「GOLDEN BEARS」は、吹奏楽部96人・チアリーダー部56人の計152人が、日本一を目指し練習に励む。吹奏楽部は、全日本マーチングコンテストで2年連続金賞、チアリーダー部はJAPANCUPで23回優勝・全日本高等学校選手権大会で16回優勝の実績。No.1を目指す姿勢が『ゴールデンカムイ』と重なり、劇中では大自然に生きるヒグマとのバトルも見どころの一つとあって、主人公・杉元佐一役の山崎とアイヌの少女・アシリパ役(※リ=小文字)の山田杏奈が訪れた。

 山崎と山田が来ることを知らない「GOLDEN BEARS」の生徒たちが、『ゴールデンカムイ』のWEB動画撮影を口実に集められ、予告映像とメッセージ映像が流れ始めると、山崎と山田が「GOLDEN BEARS」の名前を口にしただけでも歓声が。そして「そっちに行きまーす!」という掛け声と共に山崎・山田が目の前に現れると大歓声があがり、MCから「息を吸おう!」と言われるほどの興奮状態となった。

■現役高校生を前に青春トーク バレンタインの思い出も

 山崎が「GOLDEN BEARSの皆さん、『ゴールデンカムイ』という映画をやっていまして、これ以上ない縁を感じています。きょう皆さんにお会いできて光栄です!」とあいさつすると、会場のボルテージはさらに上昇。山田は「皆さんもNo.1を目指していらっしゃって、私たちももうすぐ映画が公開で、是非ともNo.1を目指したいなと。ご縁があるなと思いました!」と呼びかけ、大きな拍手が起こった。

映画『ゴールデンカムイ』×「GOLDEN BEARS」応援イベントより

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 映画についてのトークでは、山崎が「僕が演じたのは、日露戦争帰りの陸軍兵で、“不死身の杉元”と呼ばれる生命力が強い男なんですが、二〇三高地の戦場シーンを1カット長回しで撮って、“不死身”を表現したり、北海道の雪山でベアーズ(会場笑)と戦ったり…『ゴールデンカムイ』にしかないアクションがたくさんあるので、皆さんにも観ていただきたいです」とアピール。特に注目してほしいシーンを、山田は「グルメシーンです。ご飯を食べるシーンがほっこりして、コミカルな部分でもあるんですが、緩急があるのも『ゴールデンカムイ』の面白さだと思うので、注目してほしいです!」とアピールした。

 学生時代の話題では、山崎が「高校生の頃は、この仕事を始めていたので、勉強との両立が大変でした。中学生の頃は、学校に行きながらサッカークラブに通って、青春でしたね。合宿とか楽しかったです。夢中になってボールを追いかけてました」と懐かしげ。山田は「私は女子高だったんですが、バレンタインになると、作ったお菓子をみんなタッパーに入れて持ち寄るんです。友達や先生にもあげて…今思うとめちゃめちゃ青春だったなと思います!」と青春エピソードを明かした。

 生徒から「好きな言葉は?」と聞かれると、山崎は「“シンプル・イズ・ザ・ベスト”です。結局シンプルだなと思うことが多くて…いろいろ考えるけど、目の前のやれることだけをやる!というシンプルな考えによくなります。杉元は不死身なので、シンプルに“俺は不死身だ!”と思いながら演じていました」、山田は「映画にも出てくる“天から役目なしに降ろされた物はひとつもない”という言葉があるんですが、作品の中でも大切な言葉で、私の中でも腑(ふ)に落ちた言葉で、私もこういうふうに考えようと思うようになりました」と回答。

映画『ゴールデンカムイ』×「GOLDEN BEARS」応援イベントより

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 また、「仕事で心がけてることは?」という質問に対して、山田が「きちんとあいさつする」と説き、「私は初めましての人と打ち解けるのが得意じゃないので、最初に大きな声であいさつすると自分の中のハードルが下がる気がして、心がけています」と語ると。山崎は「楽しむ・緊張しないようにする・そして、あいさつをしっかりする!」と続いた。

 イベントの最後には、山田が「こちらの方が皆さんにパワーをもらいました!皆さんの頑張ってる姿を想像しながら、私も頑張ろうと思います」と決意。山崎は「『ゴールデンカムイ』もたくさんの人に観てもらえるよう頑張ります!一緒に頑張りましょう!」と力強く呼びかけ、生徒たちは「はい!」と応じた。

■高校生たちの吹奏楽&チアリーディングに大感激

 そして去ろうとした2人に、逆サプライズ。実は「GOLDEN BEARS」はWEB動画撮影のため、吹奏楽部による『ゴールデンカムイ』主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて、チアリーダー部が『ゴールデンカムイ』特別演技を練習しており、山崎・山田の目の前でその演技を披露した。

 「GOLDEN BEARS」のメンバーも2人の退場後に、WEB動画用に練習していた演技を本人たちの目の前で披露することを知り、急きょ短時間でフォーメーションを再調整。圧巻の演技を見守り、山崎は「圧倒されちゃいました…ありがとうございます!!めちゃくちゃパワーをもらいました!」、山田は「うるうるしちゃいました。びっくりしたのと、皆さんの笑顔と迫力と…映画の主題歌を演奏してくれて、ポンポンで名前文字を作ってくれたのもうれしくて…本当に頑張ろうと思いました!ありがとうございました!」と大感動。

 生徒を代表して前年度のチアリーダー部キャプテン・松村慈果さんは「お2人が来てくださるとは、夢にも思っていなくて、今もお2人に演技を披露させていただくと聞いて、すごく緊張したんですが、この『GOLDEN BEARS』を“ゴールデン”つながりで知っていただいて、演技まで観ていただけたのがうれしくて、皆で、笑顔で演技することができたのでよかったと思います」と語った。

映画『ゴールデンカムイ』×「GOLDEN BEARS」応援イベントより

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 そして生徒たちの粋な計らいで、再びの主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて生徒たちが花道を作っての退場となり、『ゴールデンカムイ』と「GOLDEN BEARS」互いがNo.1に向けて発進した。

 野田サトル氏によって『週刊ヤングジャンプ』で2014年〜22年にかけて連載された人気漫画『ゴールデンカムイ』、通称“金カム”を実写化。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクション。

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