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鞘師里保、地上波連ドラで“すっとこどっこい”な素顔を活かす「『そのままでやればいい』と言われて…」

アーティスト、俳優として活動する鞘師里保(25)が10日からスタートするテレビ東京ほか「水ドラ25」枠『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』(毎週水曜 深1:00)で地上波連続ドラマ初主演を務める。このほど鞘師が合同取材に参加し、役作りのコツや、一風変わった撮影の裏側、演じるキャラクターの魅力を語ってくれた。

「水ドラ25」枠『推しを召し上がれ〜広報ガールのまろやかな日々〜』 (C)テレビ東京

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 原作は『校閲ガール』など話題作品を手掛けた宮木あや子著の『令ブルガリアヨーグルト』。昨年発売されてから50周年を迎えた人気ヨーグルトを題材にしたお仕事+推し事小説をドラマ化する。

 主人公の朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)は、就職活動中に読んだヨーグルトを題材にした創作小説にハマり、小説内で登場する“ブルガリア菌”の大ファンになる。そんな由寿を見た“吾輩”(わがはい)こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)はパッケージから飛び出し、由寿には見えない存在として彼女にとり憑(つ)き、行く末を見守ることに。

 就活と推し活に勤しむ中、1年後には老舗食品メーカーの「明和」へ就職した由寿。地元・岩手を離れ、大阪に転勤になり、営業にまい進していると今度は人事異動で本社の広報部に転属することになる。慣れない都会での生活と仕事に苦戦しつつも、新人広報ガールとしての奮闘の日々が開幕する。

■座長としてスタッフにネックウォーマーを贈る「『つけてなかったら、なんでつけないんですか?』って聞こうかな(笑)」

 クランクアップから日が経ち「地上波連ドラ初主演”というギラギラした文字面に戸惑ってはいたのですがソロ活動を始めて3年、初主演をさせていただける機会をいただけたことが率直にうれしいです」と充実の表情を見せる。

 撮影現場はみんな仲良く和気あいあい。「しっかりしないといけない気持ちがあったのですが、どの現場でも、先輩方が気を使って話しかけてくださるので、今回はもうちょっと自分から話しかけに行きたいです。相手に興味があっても話しかけていいかわからなくて、自分からいけないことが日常生活を含め多かったので、あまり考えずに飛び込んでみよう、みんなと平等にコミュニケーションが取れるように意識してます」と緊張しつつも座長としての意識を明かした。

 ほかに座長らしい取り組みとして「冬に撮影するということで、これから外のロケも増えていくんじゃないかなと思い、自分でイラストを描いたネックウォーマーを皆さんにお配りしりました」と気遣いも。「この現場で使い倒してもらうだろうという想定で、ドーンとでっかく、原作の表紙になっているブルガリア菌に橋本さんの衣装とか、髪型とかをちょっと付け足して描きました。『つけてなかったら、なんでつけないんですか?』って聞こうかな(笑)」と冗談めかしつつ、良好な現場の雰囲気をのぞかせた。

 今作の最大の特徴は由寿本人をはじめ、周囲の人からは見えていないものの、由寿を間近で見守る橋本さとし演じる“吾輩”(わがはい)こと乳酸菌(ブルガリア菌20388株)の存在。

 「世界初だと思います(笑)。思わず笑ってしまうことが多々あって、例えば仕事から帰宅して『疲れた〜』と言っている真横で吾輩から『おつかれさま』と言われるのですが、それをガン無視していて…その状況に対して笑えてきちゃうことはあります。私だけでなく共演の明日海りおさんはかっこいいイメージだったのですが『見ちゃいけない』と言われても乳酸菌を見てしまったり…。どうしても存在感があるのでそれを無視することに苦労があります」と戸惑いつつも楽しんでいる様子だ。

■鞘師里保が夢中になる推し事とは?「速攻で買ってしまいました」

 “推し事”にも“お仕事”にもまっすぐな由寿について「目の前のことにすごく真面目。自分の大切にしているものへのまっすぐな気持ちが行動に表れています。真っ直ぐさや頑張ってる姿はすてきだなって思わせてくれます。 だからこそ、私が由寿の頑張っている姿や成長している姿を表現したいです。守りたくなるような存在です」と憧れの気持ちを明かす。

 「人間関係や好きなもの、今頑張っているもの、自分の大切にしているものに対してすごく誠実な子。都会に出て慣れない環境で、どうしようと、迷いもがくシーンはあるんですけど、信念を貫く意志は強いです。そして周りの人に面倒を見て、助けていただいたり。私も周囲の人に支えられて生きているなと、日々思っていますが、由寿、本当にいろんな人にかわいがられて、自分の身にしていっていることがたくさんある。助けてあげたくなるような、ほっとけない感じがあると思います」と分析。

 そんな自分との共通点について「周りの人の話を聞いてみると例えば、私はものにつまずきやすかったりして、例えばわたしがちゃんと階段上り切れただけで拍手をしてくれたりするのですが…なのでシンパシーは多少、感じています」と自身も周囲から見守られている実感があるという。

 「周りのスタッフさんから『あなたのスットコドッコイのところ、そのままでやればいい』と言われて…(笑)。なんですか?スットコドッコイっていうのは…(笑)と。人から客観的な意見をもらうと、あまりしっかりしようとしすぎなくていいの鞘師か、と、気持ちが楽になることにも繋がりましたし、ナチュラルに演じていこうと思いました」と親近感も抱いていた。

 そんな鞘師が今“推し”ているものとして「食品サンプルです」と紹介。「今カプセルトイの種類が増えていると思うんですけど、明治さんのチョコレートだったり果汁グミのが茶ガチャを回したり。あと楽屋弁当のカプセルトイがあって。オーベルジーヌやまい泉など、普段から楽屋においてあるお弁当が小さくなっていて。本当なら『何が出るのかな?』という楽しみがあると思うんですけど、発売している会社の通販で全種類パックがあったので速攻で買ってしまいました(笑)」と夢中になっているそう。

 「由寿は話すときは緊張しがち、ブルガリア菌の話では饒舌になるんです。自分の専門分野や知識のある話題ではめちゃくちゃしゃべるのでその気持ちがわかります。今も、これで尺をとっちゃいけないよな…と思いながら楽屋弁当のミニチュアの話をしています(笑)」とここでも由寿とのシンクロを見せていた。
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