動画配信サービス「Netflix」で独占配信中のザック・スナイダー監督によるNetflix映画『REBEL MOON − パート1:炎の子』のプロモーションで昨年12月に来日し、ORICON NEWSの取材に応じた韓国出身の俳優ペ・ドゥナ。ポン・ジュノ、パク・チャヌク、是枝裕和、山下敦弘、ウォシャウスキー姉妹ら、世界の名だたる監督たちの作品に出演するスターなのに、まったく偉ぶることもなく、ざっくばらんに衝撃の告白を連発する姿が魅力的だった。
『REBEL MOON〜』は、配信中のパート1と、4月19日配信開始の『REBEL MOON − パート2:傷跡を刻む者』との2部構成でつづられる壮大なSFスペクタクル巨編。全てを支配する悪の帝国“マザーワールド”にリベンジを誓った主人公コラが、危機に瀕したとある村を守るために、銀河に散らばるアウトローたちを集めて戦いに挑む。
ぺ・ドゥナはコラに協力することになる二刀流の剣士ネメシスを演じた。都内で開催された日本&アジア合同記者会見(12月11日)で、「スタジオで撮影をした時とは全く違う光景を見ることができて、予告編を見ただけでも自分の格闘シーンに驚きました。ザックの工夫のおかげですね」と率直な気持ちを語っていたぺ・ドゥナ。「実際に剣を操るには、並々ならぬ訓練と体力が必要でした。戦闘シーンの撮影は本当に激烈でした」と振り返る。
「今こうやって優雅にあの時は…なんて言っていますが、当時はですね、月曜から金曜まで5日間、毎日朝7時からトレーニングしていました。週末もトレーニングがありました。私自身は武術や剣術の経験も才能もあるわけではないので、コレオグラファーが考えた殺陣を忠実に具現化するため、自分で自分を追い込むことになりました。お金を稼ぐことは本当に大変なことです」
『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で映画史にその名を刻んだポン・ジュノ監督の長編監督デビュー作である『吠える犬は噛まない』(2000年)で新人ながら主演に抜てきされ、大ブレーク。03年にはパク・チャヌク監督の『復讐者に憐れみを』に出演。05年に山下敦弘監督の『リンダ リンダ リンダ』、09年に是枝裕和監督の『空気人形』(09年)に出演し、日本でも人気に。12年、映画『クラウド アトラス』(トム・ティクヴァ監督)でハリウッドデビューを果たすと、『マトリックス』を手がけたウォシャウスキー姉妹の『ジュピター』(15年)にも出演。ボーダレスに活躍している。
「私の人生に重要な変化をもたらしてくれる作品に恵まれてきたな、と思います。『吠える犬は噛まない』が俳優デビューのきっかけになりました。約10年後、『空気人形』に出演することになったのですが、人間ではない人形なんだけど“心”を伝える演技をするという挑戦が、ハリウッド映画につながりました。その後、ウォシャウスキー監督のNetflixドラマシリーズ『センス8』(15年)で本格的なアクションにも挑戦してまた一つ可能性が広がって、『REBEL MOON』にも出られたのではないか、と」
そんな作品との出会いはどのように引き寄せているのか。
「オファーと一緒にいただいた脚本は、自分が演じるかもしれない役が登場するところしかいつも読まないんです。それで、できる、と感じたら引き受けさせていただく。同時に私は冒険も好きなんです」と、直感とチャンレジ精神を大事にしているという。脚本を最初から最後まで通して読むのは、出演が決まってから。大きな冒険となった『REBEL MOON』は2部作ということもあり、脚本のページ数は216もあったという。
なにせ、本作の構想期間は20年以上、いやもっとか!?スナイダー監督いわく「アイデアの発端は1977年まで遡ります。11歳の時に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を観て、僕は“自分の手でもこのような素晴らしい作品を作ることができるかもしれない”と思いました。私のクリエイターとしての土台を作ったのは『スター・ウォーズ』に始まり、黒澤明監督の作品でした」。
そんな本作について、ペ・ドゥナは「『スター・ウォーズ』、観たことがないんです」。さらりとカミングアウトしていた。
『REBEL MOON〜』は、配信中のパート1と、4月19日配信開始の『REBEL MOON − パート2:傷跡を刻む者』との2部構成でつづられる壮大なSFスペクタクル巨編。全てを支配する悪の帝国“マザーワールド”にリベンジを誓った主人公コラが、危機に瀕したとある村を守るために、銀河に散らばるアウトローたちを集めて戦いに挑む。
ぺ・ドゥナはコラに協力することになる二刀流の剣士ネメシスを演じた。都内で開催された日本&アジア合同記者会見(12月11日)で、「スタジオで撮影をした時とは全く違う光景を見ることができて、予告編を見ただけでも自分の格闘シーンに驚きました。ザックの工夫のおかげですね」と率直な気持ちを語っていたぺ・ドゥナ。「実際に剣を操るには、並々ならぬ訓練と体力が必要でした。戦闘シーンの撮影は本当に激烈でした」と振り返る。
「今こうやって優雅にあの時は…なんて言っていますが、当時はですね、月曜から金曜まで5日間、毎日朝7時からトレーニングしていました。週末もトレーニングがありました。私自身は武術や剣術の経験も才能もあるわけではないので、コレオグラファーが考えた殺陣を忠実に具現化するため、自分で自分を追い込むことになりました。お金を稼ぐことは本当に大変なことです」
『パラサイト 半地下の家族』(2019年)で映画史にその名を刻んだポン・ジュノ監督の長編監督デビュー作である『吠える犬は噛まない』(2000年)で新人ながら主演に抜てきされ、大ブレーク。03年にはパク・チャヌク監督の『復讐者に憐れみを』に出演。05年に山下敦弘監督の『リンダ リンダ リンダ』、09年に是枝裕和監督の『空気人形』(09年)に出演し、日本でも人気に。12年、映画『クラウド アトラス』(トム・ティクヴァ監督)でハリウッドデビューを果たすと、『マトリックス』を手がけたウォシャウスキー姉妹の『ジュピター』(15年)にも出演。ボーダレスに活躍している。
「私の人生に重要な変化をもたらしてくれる作品に恵まれてきたな、と思います。『吠える犬は噛まない』が俳優デビューのきっかけになりました。約10年後、『空気人形』に出演することになったのですが、人間ではない人形なんだけど“心”を伝える演技をするという挑戦が、ハリウッド映画につながりました。その後、ウォシャウスキー監督のNetflixドラマシリーズ『センス8』(15年)で本格的なアクションにも挑戦してまた一つ可能性が広がって、『REBEL MOON』にも出られたのではないか、と」
そんな作品との出会いはどのように引き寄せているのか。
「オファーと一緒にいただいた脚本は、自分が演じるかもしれない役が登場するところしかいつも読まないんです。それで、できる、と感じたら引き受けさせていただく。同時に私は冒険も好きなんです」と、直感とチャンレジ精神を大事にしているという。脚本を最初から最後まで通して読むのは、出演が決まってから。大きな冒険となった『REBEL MOON』は2部作ということもあり、脚本のページ数は216もあったという。
なにせ、本作の構想期間は20年以上、いやもっとか!?スナイダー監督いわく「アイデアの発端は1977年まで遡ります。11歳の時に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を観て、僕は“自分の手でもこのような素晴らしい作品を作ることができるかもしれない”と思いました。私のクリエイターとしての土台を作ったのは『スター・ウォーズ』に始まり、黒澤明監督の作品でした」。
そんな本作について、ペ・ドゥナは「『スター・ウォーズ』、観たことがないんです」。さらりとカミングアウトしていた。
このニュースの流れをチェック
- 1. INI池崎理人が登壇 ザック・スナイダー監督ら日本の“半纏”気に入る「暖かい」「温泉みたい」
- 2. 神谷浩史、本国キャストから「今後も吹替を担当して」とオファー受けガッツポーズ
- 3. Netflix『REBEL MOON』ザック・スナイダー節さく裂の本編アクションシーン解禁
- 4. ザック・スナイダー『REBEL MOON パート2−傷跡を刻む者』ティザー予告編解禁
- 5. ペ・ドゥナ、衝撃の告白 ザック・スナイダー監督が大好きなあの作品「観ていない」
- 6. ザック・スナイダー監督、『REBEL MOON』でためしたかったこと
- 7. ザック・スナイダー『REBEL MOON − パート2』ド派手なリベンジ開幕 最新予告解禁
- 8. ザック・スナイダー『REBEL MOON − パート2』見どころ、キャラクタービジュアルも解禁
コメントする・見る
2024/01/01