米国出身の俳優ジョニー・デップが、自身初の全編フランス語で挑んだ映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』（2024年2月2日公開）の特報映像と場面写真が解禁となった。

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　今年のカンヌ国際映画祭オープニング作品に選出され、ジョニー・デップの“復帰作”として世界中から注目を集めた本作は、18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾（愛人）となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンタテイメント。デップは、フランス国王史上一の美男子にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世を演じた。

　今回解禁された特報映像では、国王ルイ15世の愛人としての“デュ・バリー夫人”誕生の瞬間から始まる。貧しい家庭の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌ（マイウェン）は、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世（ジョニー・デップ）と対面を果たす。身分違いの2人の目線が絡み合い、スキャンダラスな愛の幕が上がる。

　ヴェルサイユの頂点を極めていくジャンヌ・デュ・バリーは「彼女は天使か？それとも悪女か？」とテロップが問いかける。そして、ジョニー・デップのせりふ「（フランス語で）愛している」で締めくくられる。宮廷史上最大のスキャンダル、その運命はいかに──。

　シャネルが本作のためにデザインしたという衣装、ヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影が行い、見事に再現された贅を尽くしたフランス宮廷の様子も垣間見ることができる。場面写真には、神妙な面持ちで一点を見つめるルイ15世にしがみつくジャンヌ・デュ・バリーや、顔を寄せ合う2人、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を純白のドレスで駆け抜けるジャンヌ・デュ・バリーや、ファッションも自由奔放だった彼女が男装をしてルイ15世とともに馬にまたがるカット、王太子妃マリー・アントワネットのワンショットもある。

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