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今井絵理子氏、著書の映画化に喜びと期待「聞こえない方と聞こえる方の架け橋になってくれる」

 自民党の今井絵理子参議院議員が9日、東京・秋葉原の富士ソフトアキバシアターで開催された『ふるさと映画祭2023』内の映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した。

映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した今井絵理子氏 (C)ORICON NewS inc.

映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した今井絵理子氏 (C)ORICON NewS inc.

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 同作は、今井氏の著書『ココロノウタ』『おやこ劇場』(祥伝社)を原作とした作品で、手話を第一言語とするろう児の日常、聴者の母親の成長が描かれる。

 主人公の比嘉絵梨花役は、AKB48の元メンバーで『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』で演技司会を担当した経験もある中野郁海。絵梨花の息子役には、日本語と言語が違う手話を第一言語とするろう児・今井人夢くんが抜擢された。このほか、忍足亜希子、手話パフォーマンスユニット・HANDSIGNTATSUとSHINGO、吉冨さくら、ダンスグループ・MAXのNANAらが出演している。

 今井氏は、人夢くんに「上の名前が一緒だね」と笑いかけながら、著書の映画化に感謝。「私が出産したのは21歳のときで、生後3日目で息子の耳が聞こえないことがわかった」と言い、「音楽をやってきた身として、やはりショックでした」と当時の心境を振り返った。

 当時「息子の礼夢と約束したのは、『どんなときも笑顔で行こう』ということでした。生きていく上で、様々な壁にぶつかることもあると思う。でも、一緒に乗り越えていこうと。それを合言葉に、19年間一緒に歩んできました。映画で描かれているのは息子がまだ小さい頃のストーリーではありますが、今はたくましく、プロレスラーとして活動しています」と笑顔で伝えた。

 そして「この映画が、聞こえない方と聞こえる方の架け橋になってくれることを期待しています」と思いを口にした。

 『ふるさと映画祭2023』は、映画と地方創生が連携した日本初のイベント。今年は今月8日から10日の3日間にわたり、秋葉原UDXシアターと富士ソフトアキバシアターの2会場で開催されている。

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  • 映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した中野郁海、今井人夢 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『親子劇場』舞台あいさつより (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇したHANDSIGN(TATSU、SHINGO) (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した忍足亜希子 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『親子劇場』舞台あいさつに登壇した今井人夢 (C)ORICON NewS inc.

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