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日本映画製作者協会が、独立プロの先駆者である故新藤兼人監督の名を冠し、毎年将来性のある新人監督を選出して顕彰する「新藤兼人賞」第28回授賞式が、8日行われた。金賞に小辻陽平監督『曖昧な楽園』、銀賞に左近圭太郎監督『わたしの見ている世界が全て』、プロデューサー賞に角川歴彦氏(映画『月』)が選出された。 角川氏は「僕の尊敬する偉大な先輩の名前が冠する賞をいただき、本当に感動しています。僕は今、晴れがましい場にでていいのか、こういう賞を受賞していいのか逡巡しました。保釈の身ですので。選考員のみなさまの粋なタイトルと大いなる男気に感謝して喜んでいただくこととなりました。僕は一介の素浪人で、今は履歴書は白紙のままですがそこに一行加えることができた」と感慨深げに語った。 受賞者には、新藤兼人監督デザインのオリジナルトロフィーと副賞として金賞には賞金50万、銀賞には賞金25万円が贈られる。金賞・銀賞は2023年度は200作品が選考対象となった。プロデューサー賞は、優秀な作品の完成に貢献を果たしたプロデューサーや企画の功績を称える。今年で19回目を迎え、受賞者にはクリスタルトロフィー、副賞として賞金50万円を贈呈する。 今作で長編デビューを飾った小辻監督は「この作品はスタッフ、俳優等が対等な立場で自由に意見を出し合いながらつくった作品です。僕以上にこの映画に関わってくれたみんながこれまで以上に活躍の幅を広げてくれることを期待しています。ひたすら自由でありたいと作った映画で、映画は自由なもので、自由な映画をつくるために自由な映画体制が必要だと学びました。これからも自由な作品を目指して、自分が一番楽しんで映画作りを頑張っていきたい」とスピーチした。

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  • 「新藤兼人賞」第28回授賞式に出席した(左から)角川歴彦氏、小辻陽平氏、佐近圭太郎氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 第28回「新藤兼人賞」金賞を受賞した小辻陽平氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 第28回「新藤兼人賞」銀賞を受賞した佐近圭太郎氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 第28回「新藤兼人賞」プロデューサー賞を受賞した角川歴彦氏 (C)ORICON NewS inc.

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