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『窓ぎわのトットちゃん』パパの演奏シーンはゆかりの深いNHK交響楽団が担当 本編&収録映像解禁

 俳優、タレント、司会者、エッセイスト、ユニセフ親善大使などあらゆる顔を持つ黒柳徹子が、今から約80年前、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代を背景に、自身の幼少期を自伝的に描いた物語をアニメーション映画化した『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)より、NHK交響楽団が演奏を担当した本編と収録時の様子を合わせた特別映像と新場面写真が解禁となった。

アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)(C)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』(12月8日公開)(C)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会

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 黒柳が「当時は日本で一番のヴァイオリニストだったと言われていた父です」と公言している程、実力派のヴァイオリニストであった黒柳の父・守綱(もりつな)さん。本作の中では守綱さんや所属していた楽団の演奏シーンがふんだんに盛り込まれており、そのシーンをNHK交響楽団が演奏している。

 守綱さんはNHK交響楽団の前身である「新交響楽団」に所属しており、第2の指揮者とも言われるコンサートマスターとして活躍していた。その背景を知った制作陣が「守綱さんとゆかりの深いNHK交響楽団の皆様にご協力いただきたい」とオファー。守綱さんへのリスペクトを強く持っている楽団側も「徹子さんの作品、そして守綱さんもご登場されるのであれば是非参加させてほしい」と快諾したという。

 解禁されたシーンは、楽団がNHK交響楽団の基礎を創り上げたと言われているヨーゼフ・ローゼンシュトック指揮者と共に練習をしている場面。日本最高峰との呼び声高いNHK交響楽団による演奏は、力強さと伸びやかさ、そして華やかさが融合した圧倒的な迫力を感じさせる。

 さらに守綱さんが音楽家として大きな決断をする際に、自宅でヴァイオリンを奏でるシーンは、NHK交響楽団特別コンサートマスターの篠崎史紀が演奏を担当。澄み切った音色の中にも確固たる決意を感じさせる演奏を披露しており、まさに守綱さんの魂が宿ったかのような音色で見る者を魅了することだろう。

 篠崎氏も「守綱さんご自身もそうだと思いますが、音楽家としてまずは作曲家や作品に対しての想いを弾く。そして、自分の想い・思想・哲学を演奏におさめるということを大切にして演奏しました」と魂を込めて収録に臨んだことを語っている。また、本作を観賞し「すごく心に染みる映画。今の時代に必要なことや人生において一番大事なものを問いかけていると感じましたし、大人からこどもたちへ、そして未来へのメッセージが詰まっています」と絶賛のコメントを寄せた。

 トットちゃんの愉快な日常を通して見えてくる、日々のささやかな幸せ、個性の豊かさ、恩師からの教え、家族・友人への深い愛情。世代や国を問わず、世界中の人々の心を動かした不朽の名作『窓ぎわのトットちゃん』の温かく美しく、そしてちょっぴり切ない世界を色彩豊かに描いた映像と、NHK交響楽団による演奏は、映像にも音響にも優れた映画館で堪能したい。

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