公開初週の映画動員ランキング初登場1位を飾った『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』（公開中）に、福岡県出身の俳優の瀬戸康史が出演しており、その場面写真が初解禁された。

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　やんちゃな男子、女装男子、一本気な医師、闇に落ちてしまう警官など、作品毎に細やかな心理描写が求められる役を演じ分け、高い評価を得る瀬戸が本作で演じるのは、現代パートに登場する「さいたま市在住のとある一家」の若月依希の夫・若月健太（わかつき・けんた）。

　依希との間に生まれてくる子どもの名前を沖縄が好きという理由で「琉空（りく）」と名付けようとする安易な埼玉県民だ。しかし、映画終盤ではこの名前を巡って思わぬ感動の展開が…。

　瀬戸を含め、本作には、主演のGACKTも驚愕するほど、“キャスト無駄遣い”が横行。公開後「北村一輝の無駄遣い」とSNSで話題を集めている北村は、劇中で登場する大阪を舞台にした架空の人気ドラマの主人公役で出演。

　ものまね芸人と声優の二刀流で活躍する山本高広と、無類の「阪神タイガース」好きとして知られるNMB48の川上千尋は、劇中に登場する架空の人気ドラマの主人公役とヒロイン役で登場。90年代初頭に一世を風靡したあるドラマを彷彿とさせる。

　お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえは、和久井映見、アキラ100％、朝日奈央演じる、さいたま市中央区在住のとある一家を中心に展開される現代パートで、現代パートの大阪弁の妻役として登場。

　タレントでコメンテーターの坂下千里子と俳優の本多力の2人は、京都洛中を訪れた京都人の女、京都人の男として共演。“建前”の奥に強烈な本音をひた隠す京都の女将役・山村紅葉との静かな建前バトルが見どころとなっている。

　そして、「思わず二度見した！」との声が多数上がっているのが、伝説的ロックバンド・カブキロックスのリーダー兼ボーカルの氏神一番。関西に潜伏する麻実麗（GACKT）を追う京都部隊として出演しており、“そのまま”のキャラクターの濃さで「京都弁も活かせたでござる」としっかり京都をアピールしている。